5歳児 さくら組

さくら組(5歳児)今週の1場面

~感触あそび、試行錯誤~

先週から、ブランコ横の木陰に、泥粘土を出しました。

年長さんが、落ち着いた空間で、ゆっくりと泥粘土の感触を味わったり、自分(達)のイメージを形にしようと、時間をかけてつくったりしています。

初めての日は、手に粘土がくっつくだけでも面白い!

「先生、手見せて」

「あ、先生も手、焦げてる~!!」

「ぼくも焦げてるよ!」

と、みんなで手の見せ合いっこをしていました。

何日も続けて遊ぶと、少しずつ粘土が乾き、硬くなってきました。

すると、自然と粘土を足で踏んでこねる姿があり、今までの様々な遊びの経験が知恵となり、活かされていることを実感しました。

「冷たくて気持ちいいよ!」

「柔らかくなってきた!」

「水で濡らすと速く柔らかくなるんじゃない?」

と、工夫しています。

 

自分の理想の柔らかさになったら、自分だけのうさぎの家をつくったり、友達と一緒にお城をつくったりと、じっくり時間をかけて遊びます。

家で飼っているハムスターを教師と一緒につくり、愛でている姿も微笑ましいです。

満足するまで遊んだあとは、片付けもしっかり行うことができました。

これも、今までの経験から、次に遊ぶときのため、次に遊ぶ友達のために、きれいにしておいた方が良いということを、しっかり理解しているからできることなのだと思います。