学校行事

5/19 僕は悲しい気持ちになりました!とイカの織部揚げ

 

昨日の下校の時のことです。校庭で、2年生のお友だちに呼ばれました。

先生、今日のお昼の放送の音楽を聴いて僕は悲しい気持ちになりました」と伝えられました。

昨日のお昼の放送では、沖縄に関する歌が紹介されました。島唄という美しく悲しい唄です。今週は、沖縄の返還50年にちなんで沖縄に関する話題をシリーズで話しています。音楽も戦争の舞台になってしまった沖縄の悲しみを唄った唄をチョイスしました。沖縄の三線を使った、切なく物悲しいメロディー。そして心に訴えかけてくるような歌声。心を揺さぶる歌詞。どこが、2年生のお友だちに心に響いたのかはわかりませんが、何かが確実に届いたのだと思います。

デイゴの花、ウージ(さとうきび)の森(畑)、千代にさようなら…説明を交えながら歌詞を紹介し、曲を聴いてもらいました。人の心を打つ曲や歌があるように、人の心を打つ言葉や行動もあることでしょう。子どもたち一人一人の心の琴線をいつか震わせることができるよう、明日も明後日も、何かを届けられるような話や音楽などを伝えていきたいと思います。※今日は文章ばかりですいません。

昨日はハヤシで今日はカレー(うどん)…毎日好物ばかりです。でも今日はカレーではなく、イカの織部揚げについてお伝えします。イカの織部揚げは、柔らかくて大きなイカの切り身をお茶を粉末にして混ぜ込んだ衣につけて揚げてありました。私は、「柔らかくて美味いなぁ」という程度の感想しか持てませんでしたが、今日の放送スタッフのコメントはお食事関係番組のレポーター並みの秀逸なコメントだったと思います。

「今日のイカの磯辺揚げは、とても柔らかくて食感が良かったです。また、食べると衣のお茶の苦味が広がります。柔らかさやイカの甘み、お茶の苦味がとても美味しいです」と、その場で考えてリポートしてくれました。参りました。

※写真中のちょっと黒っぽい緑っぽい棒状のものが、イカの織部揚げです。