今日は、3年生のお友だちが社会科見学で消防署等に出かけました。公共機関を乗り継いで岐阜駅周辺や中消防署周辺に出かけます。大冒険に胸をワクワクさせながら出かけましたが、新発見・大発見はあるかな?
さて今日は、4年生のお友だちから「4時間目の中で少しだけ、12日に作った紙飛行機飛ばしをさらに極めます。見学しません?」とのお誘いがあったので、のこのこと出かけました。
飛ばしています、飛ばしています。体育館を広く使って、みんなで紙飛行機を飛ばしています。さて、自分のところに戻ってくるかな?
「えいや!」と気合を入れて飛ばします。ズドン!下に墜落。
「それ~っ!」と優しく、そっと飛ばします。ゆらゆらゆら‥なんとも儚げです。
時々、自分の方に戻ってくる紙飛行機があり、子どもたちは、その成功率を高めようと、様々な飛ばし方(投げ方)に挑戦です。面白いもので、投げ方のちょっとした違いで、縦回転になったり、横回転になったりして跳びます。ほとんどの場合、自分のところに戻ってきませんが、子どもたちはあきらめることなく、何度も何度も挑戦します。このあきらめないところが良いと思います。
これからの長い人生の中では「思うようにいくこと」より「思うようにいかないこと」の方が圧倒的に多いと思います。なんでも自分の思うようになったら、それはそれで楽しい?(つまらない?)と思いますが、思うようにいかない時の向き合い方が大切です。あきらめずに続ける‥工夫して続ける‥いったん止めて(離れて)時間をおいて再チャレンジする…いろいろな向き合い方があるでしょうが、簡単にあきらめないで成し遂げる喜びを味わってほしいです。早々に見切りをつける、方向を変える‥という向き合い方もあるでしょうが、まずは「あきらめずに成し遂げた・やり遂げた」という経験を重ねてほしいものです。
自分のところに帰ってくる飛ばし方に多少飽きたところで、「決められた地点に誰が一番近づけることができるか」という大会をしました。こういう時に、仲良く楽しく、一生懸命に取り組めるところが4年生のよいところ。みんな狙いを定めて「決められた地点(私の顔の前のタブレット端末の上)」に近づくよう飛ばしました。私の体や顔に当たる紙飛行機もあり、なかなか熱気のある大会になったことを報告します。