今日は土曜日の教育活動で、三世代ふれあい交流を実施しました。各学年でいろいろな交流がありましたので、それを紹介しますね。
1年生は「冬を楽しもう」という内容で、めんことりなどの遊びをPTAの方と楽しみました。昔の遊びのよさをどのように感じることができたかな?2年生も「あしたへジャンプ」という内容で遊びました。コマ回しの難しさに弱音を吐いたり、けん玉の大技に挑戦して成功の喜びを感じたり、学ぶ喜びを感じることができたと思います。
3年生は「豆うつし大会」の運営でがんばりました。総合的な学習の時間を使って取り組んできた大豆の栽培と活用で、今日は豆うつしに、自分たちの大事な大事な大豆を使いました。箸の使い方が難しかったですが、楽しい遊びだったかと思います。企画・運営・今日の進行、どれも完璧に自分たちでできていました。素晴らしかったです。
4年生は「2分の1成人式」を意識した学習に取り組みました。自分の将来の夢について代表のお友だちが発表しました。「夢は〇〇になることです」「そのお仕事は」「なるためのルートは」「そのためには」など職業について考えたことを発表しました。将来の夢はもてない子ども多い中で、目標を持ち、その実現に努力していく姿勢が持てているところは素晴らしいと思います。先は長いにで、じっくりとがんばれー!
次に地域の方との話し合いをしました。時の移り変わりを考えたり、10歳の頃の様子についてお聞きしたりしました。今昔という視点、地域の方という視点、先人という視点…いろいろな点から自分を見つめることにつながったかな?いろいろな方から学び、見識を深める機会になったことと思います。
5年生は頑張ってきた「環境の学習」をテーマとして、地域の方と交流する時間をつくりました。かなり長い時間をかけて環境問題を考えてきたので、その学んだ内容をもとに創り上げてきた環境への提言、これからの方県の環境づくりについての考えの提案などが地域の方に伝わったことと思います。壁新聞に書かれた記事の内容が体験を踏まえたもので、生活や経験と結び付いた考え方で深みがありました。5年生は力を付けていますね。
6年生は「福祉の学習」をテーマとして地域の方と交流しました。福祉はこれまでもこれからも私たちの生活や社会と密接なつながりをもつものであり、誰もがしっかりと考えていかなければならないことだと思います。他の人の幸せやよりよい生活、自分の幸せやよりよい生活、そして社会全体の幸せやよりよい社会について、どのように考えてきたのか。学習の広さや深さが十分に伝わってこなかったので少しもったいなかった。他には修学旅行などについての報告もありました。修学旅行のアウトラインがわかりました。発表や発表姿勢から5年生が何を学べたのか、何を引き継げたのかを聞いてみたいところですね。
今年度の最後の土曜日の教育活動が終わりました。土曜日ならではの活動を行うことは難しいですが、保護者の方や地域の方の参加を得て行う活動を今後も進めていく上では、土曜日に行うことを大切にしていきたいと思います。一方で、土曜日に行うことの課題点もあります。家庭の事情や習い事、地域の活動への参加など…で困る家庭もあるかと思います。土曜日は家庭での活動や学びを充実させていくことを大切にするということと、学校における土曜日ならではの活動や学習を継続していくことについて、改めて市教育委員会からの具体的な方針が示されることと思います。そのうえで来年度の活動を検討していきます。よろしくお願いします。