7月10日、第2回 方県なかよしスクールを開催しました。
テーマは、「互いの違いを認め合い、みんなが幸せになる時間を創る」!
1年生から3年生、4年生から6年生の学級編成で遊んだり学んだりすることを通して、ダイバーシティの中で様々な課題を探究的に解決しながら幸せな生活を創る活動を行いました。
今回は、県外教育委員会指導主事とイエナプランを参考に学校改革を進める校長先生が来校され、これからの教育を一緒に考える機会ともなりました。
1時間目 異年齢遊び
1時間目は異年齢遊び。学年や好きな遊び、体力差など、様々な違いの中で、みんなが幸せになる遊びを決めたしました。でも、遊び始めると、いろいろな課題が生まれてきます。そんな時は、対話をして、ルールや遊びを変えて、みんなが納得した上で活動を始めていました。
2時間目 哲学対話
哲学対話では、みんなで話題にしたいことをまず話し合いました。
<子供たちが話題にしたいこと>
どうして勉強するの? どうして名前ってあるの? どうして学校に行くの? お化けっているの? なんで夜は怖いの? もし生まれ変わるなら? なぜテンションが上がる?下がる? どうしてトイレに行くの? なぜ気持ち(心)はあるの? 自由とは? 人間とは? いじめって何? ヒーローって? 悪いことって? 大人っていつから? 家族って誰のこと? |
話題の中から2つを選び出し、みんなでそのテーマについて考えました。
広くて深い考えがいっぱいでした!子供ってすごい!
3時間目 学び合い(算数)
予習を中心に教材を集め、年齢で算数の学び合いを行いました。
予習だけど、これまでの学習内容をつないで考えたりわからないところは、仲間と聞きあったりしてたくましく課題解決する姿が見られました。自分に合ったペースで学び進めるから、どの子供たちも真剣に学びに取り組んでいます。また同年で動画級ではなかなか活躍できない児童も、なぜ、この環境の中で、リーダー性と優しさを発揮させながら、わからない下級生に関わることで、自分の新たな良さに気づく上級生の姿も見られます。自己肯定感が高まる瞬間でした。
4時間目 振り返り
1時間目から3時間目の異年齢学級の学びのテーマ「互いの違いを認め、みんなが幸せな時間を作り出したかどうか」振り返りました。
子供たちは、自分の良さや仲間の良さを新たに発見し、自覚する振り返りとなっていました。
5時間目 学校経営の全体構想を具現する授業
放課後 職員研修
職員研修では、次の3つのテーマについてサークル対話を行いました。
1.今日の学びを振り返って
2.相談したいこと
3.日本の教育を考える探究学習「日本人18歳は、なぜ自分を大人だと思えない?これからの学校の在り方とは?」
このテーマについて、職員だけでなく他県の方もいっしょに考え、自分たちなりの納得解や最適解を導き出そうと充実した対話をすることができました。
岐阜市と県外視察者の学校教育が子供たちの幸せを生むよう共に努力していきたいと思います!
次回の方県なかよしスクールは!