異年齢学級の学び

第7回 異年齢学級の学び「方県なかよしスクール」

1月21日(火)に、1年生から3年生、4年生から6年生の異年齢学級で学ぶ「方県なかよしスクール」を行いました。

1月も県内外から視察のためにご来校された教育関係者25名をお迎えし、今後の公教育を共に考える機会となりました。

 

1時間目には、異年齢で対話により遊びやルールを決めて活動する異年齢遊び!

2時間目には、児童や先生が話し合いたい話題を出し合い、みんなで考え対話する哲学対話

3時間目には、同年齢学級では活躍できないと思っている児童も、異年齢の学びの場であればリーダー性や優しさを発揮でき、自己肯定感が高まる異年齢の学び合い

4時間目には、テーマである「互いの違いを認め合い、みんなが幸せになる時間を創り出す」について、振り返りを行いました。

この「方県なかよしスクール」は、児童と職員の大きな力となり、学校改革を楽しく展開できるものとなっています。なかよしスクールをきっかけとして、普段の授業や学校生活がよりよく大きく変わってきています。(よくある異年齢イベントではないのです)

 

午後からの学び合い・自由進度学習では、自分で、必要に応じて仲間と協力して課題解決することができました。

自分で教科書を使って学び進め、わからなかったり確認したかったりする場合は、自分のタイミングで仲間と聞き合って課題解決していきます。本校の前期児童アンケートで「授業が分かりやすい 100%」の結果は、自分のペースとタイミングで学び進めることができるこのシステムにあると思います。

また、3年生では、国語、算数、理科、社会を自分の計画を立てて学び進める「方県セレクトタイム」で学んでいます。算数から他教科に広げても、探究力が付いた子供たちは、どんどん学び進めていきます。

人口減少時代を迎え、一人一人に高い生産性が求められる時代、学校教育では、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に育てるこの学びは必須であると方県小学校は考えています。

 

放課後は、本校職員と視察者の方々と混ざってこれからの公教育について一緒に対話しました。

とても有意義は時間となりました。

 

日本イエナプラン教育協会理事として4年間務められた若杉逸平さん(著書「対話について対話しよう」ほんここ舎)をお迎えし、「対話」について講演&ワークショップをしていただきました。

本校も、対話を大切なキーワードとして学校改革を行ってきており、改めて「対話」について深く考える機会となりました。

若杉逸平さんとパシャリ!

 

本年度の方県なかよしスクールは、来月2月7日が最終日となります。

県内はもちろん東京や静岡等の教育関係者と一緒に公教育を考える機会となりそうです。

参加をご希望の方は、次のコチラ(←クリック)から申し込みください。