今日は、歯の集会・納歯式がありました。保健委員会の6年生と5年生が、今日までに入念に準備をして取り組んできたので、とてもすばらしい会になりました。特にすばらしかったのは、自分たちでアイデアを出し、考えて実行に移して、今日の大きな会を成功に導いたことです。子どもたちが主体となって、「ここまでできるんだな」と実感しました。
最初に、6年生の児童が考えた歯のクイズが4問出されました。考えてきたクイズの内容も面白かったですが、そのクイズ画像の制作技術がすごいと思いました。みんなで4問のクイズを楽しみました。
次に、歯の塔や歯の取組の歴史が6年生の児童から紹介されました。6年生の児童が制作した歴史紹介プレゼンは、とても内容が考えられていたし、画像も上手に挿入されていました。うまい!という感じです。
歯の歴史の学習の後に、上手に保健委員さんたちが会話をつなげて、次に納歯の様子を紹介する映像番組を見ました。これも昼休みを利用して、脚本、撮影、編集を児童たちが行ったものです。映像の加工技術も身に付けているので、途中でスローになったり、静止したりするなど、とても工夫されていました。
その次は、スペシャルゲストをお迎えしての歯の座談会を開催しました。スペシャルゲストは昭和39年の卒業生の地域の方です。その方が、当時の歯の取組について話してくださったり、歯の取組をしてよかったと思うことなどを6年生の児童と語り合ったりしました。歯の取組は長生きにつながること、愛犬の歯を磨いていることで愛犬も長生きしていることなど、いろいろな話をしてくださいました。地域の方、方県小の卒業生の方に学ぶことで、自分たちの学校の過去や歴史に触れることができます。ふるさとの学習、方県の学習につながっていくと思います。
最後に、スペシャルゲストさんのお話にあった「歯磨き体操」を全校でやってみました。昔懐かしいラッパの音楽に乗せて、ところどころにかけ声が入ります。
「みぎうえ~」
「みぎした~」
「まえ~のうえ~」
「まえ~のした~」
という感じで、磨く場所が指示されます。その指示を受けて全体を順番に磨いていきます。歯磨きの手順なのか、磨き残しがないようにするためなのか…その指示に従って、全員でエアー歯磨きをして歯磨き体操にチャレンジしました。全校で、大きく腕を振りながらの歯磨きをやってみましたが楽しかったです。もちろん私もスペシャルゲストさんと保健委員のお友だちと一緒に全校の前でエアー歯磨きをしてみましたよ。楽しかったです。
今日の集会は、子どもたちの企画が存分に活かされ、その企画を実現できる行動力が見られてとてもすばらしかったです。「うまくいかなかったところがある。もう一度、こういう企画をやりたい」と、会終了後に6年生の児童が言ってくれました。自分たちで考え、実行し、その成果を実感する、そしてもっとやりたいと思う。すばらしい成長です。方県小の大きな財産になりました。そして、こういう姿を1~4年生に見せることができたことも、方県小のみんなの大きな財産になりました。
今日の給食の一番人気は、なんといってもビビンバ丼です。韓国風混ぜごはんと放送スタッフさんが紹介してくれて、「大好きです」と話していました。私も大好きですが、今日は、わかめスープが一緒に提供されていて、その具材がなんと、キャベツとわかめでした。以前に「キャベツへの畏敬の念を持たせたい」とブログで書いたので、今日はチャンス到来とばかりに「スープの中のキャベツの甘さ」について、お昼の放送の中で語りました。
煮ることによって生まれてくるキャベツの甘み、上品で甘ったるくなく…そのうえキュッとした食感も楽しめるというすばらしい食材です。今後、「キャベツのスープやみそ汁が飲みたい!」と子どもたちが言うようであれば、今日の放送の成果に違いありません。(単に食べたいだけで、畏敬の念までは至っていないとは思いますが)
今日のメニューは、ごはん←ビビンバ丼、ワカメスープ(キャベツ入り)、豆乳杏仁豆腐、牛乳でした。