学校ニュース

令和7年8月29日(金) 特色タイム

本日、今年度の特色タイムを実施しました。

特色タイムとは、生徒が「好き」「得意」「興味がある」ことをもとに開かれた講座の中から、2つを選んで参加する時間です。

この特色タイムの魅力は、ただ講座に参加するだけではありません。教師だけでなく、生徒自身が講座ティーチャーとして教える立場になったり、講座の内容を紹介するシートを文字やイラストで工夫して作ったりと、さまざまな場面で生徒が主役になっているところにあります。誰かの「好き」が誰かの「楽しい」に変わっていく、そんな時間が校内のあちこちで生まれていました。

今年度は、夏休み前から準備を重ね、全部で32講座が開かれました。

生成AIを使って文学作品を創作する講座、自転車のパンクを直す実用的な講座、油絵に挑戦する芸術的な講座、給食袋を手作りするものづくりの講座、ボードゲームで遊びながら仲間とコミュニケーションを育む講座、幼児と触れ合う温かな講座、柔道の受け身を体験する身体を使った講座など、内容は本当に多彩で、どれも個性にあふれていました。

生徒たちの感想には、たくさんの気づきと感動が詰まっていました。「昔遊びを体験して、オンラインゲームも楽しいけど、やっぱり外で体を動かしたり、ボードゲームで人と関わるのが自分は好きなんだなって改めて思った」と語る生徒もいれば、「AIを使ってウェブサイトが作れるなんて知らなかった。すごいと思った!」と目を輝かせる生徒もいました。「赤ちゃん、めっちゃ可愛かった!また会いたいなーって思った。泣かせないようにするのは難しかったけど、可愛かったから全部オッケー!」という、心がほっこりするような声もありました。そして、「先生のいつもと違ったかっこよさが見られて嬉しかった。柔道場の畳で投げた時の開放感が気持ちよかったです」と、普段とは違う先生の姿に感動した生徒もいました。

これからも、こうした時間を大切にしながら、生徒たちの可能性を広げていきたいと思います。