学校ニュース

トラック交通安全教室(9月12日)

公益財団法人小丸交通財団・福山通運株式会社によるトラック交通安全教室が開催されました。

今年で4年目となる本教室、岐阜県での開催は本校だけとのことです。2、4、6年生が参加しました。6年生は2回目の参加となります。

 

トラックをはじめとした大型車の特性を知る実験1。内輪差の実際を見ています。トラックが左折する際。前輪は車線の中を通っていますが、後輪が内側を通ってしまい、人形を巻き込んでしまいました。交差点では、左折する車の内輪差に気をつけて、あまり道路側に立たないことが大切です。

 

大型車の特性を知る実験2。車は急には止まれません。ブレーキを踏んでも停止するまでに車は進んでしまいます。車が大きく(重く)、スピードが速くなるほど、停止するまでの距離は伸びてしまいます。ボールを道に入ってきたことを見つけ、運転手が慌ててブレーキをかけましたが、この後、ボールにぶつかってしまいました。急な飛び出しは本当に危険です。横断歩道を右-左-もう一度右を確認してわたりましょう。

 

大型車の特性を知る実験3。運転手からは見えない場所があります。死角と呼ばれる場所は、運転手の座る位置によって変わってきます。特に大型車からは死角が大きくなります。実際に運転手に子どもが乗ってみたところ、②の位置より前は全て死角となっています。大型車が止まっていても、近づかないように気を付けたいです。この後、実際に全員が座席に座って死角の確認をしました。

 

トラックの機能を見学しています。荷台の屋根が電動で開いていきます。

 

こちらは、床がベルトコンベアになっていて、立っている位置がだんだんと動いていきます。荷物を迅速に運ぶための様々な工夫がされていることがわかりました。

 

教室後には、財団より2年生に絵本、4年生に漢字辞典、6年生に蛍光ペンを一人ずつに贈呈していただきました。子どもたちの安全意識を高めるための素晴らしい教室を開催していただき、本当にありがとうございました。