4歳児なつめ組

今週の1場面 なつめ組(4歳児)

月18日(木)

最近のなつめ組の子どもたちは、ダンゴムシ探しに夢中になっています!

毎日探すうちに、シートや石の下にたくさんいることが分かり、めくっては「あ!いたー!」と歓喜の声が上がっています。

たくさん見つけたダンゴムシを誰かに見せたくて、先生や友達に大事そうに見せに行ったり、

友達が探している場所が気になって頭をくっつけて探してみたり。

「怖くて触れない!」と言う友達の代わりにとってあげたり・・・!

生き物とのふれあいだけでなく、虫が繋げてくれた友達との関わりも彩られていくようです。

何匹も見つけていくうちに、「こっちの方が小さい!」「こっちの方が大きい!」と比べたり、色の変化に気付く子もいました。「少しこっちの方が白いんじゃない?」などなど、なんだかダンゴムシは奥深そうですね!

性別の違いかな?種類が違うのかな?すぐに答えが分からなくても、少し考えてみるのも大事な時間。

知りたい!と思ったときに調べる環境、教えてくれる人(たいよう組さんが詳しいそうです!)がいるとまた興味が深まっていきますね!

今は、「大切に育てたい!」という気持ちよりも、「触りたい!」「一緒に遊びたい!」気持ちが強くある子どもたちです。

ダンゴムシの迷路(家という子も)を作って、一緒に遊んでいました。

逆さになっても、落ちずに箸を渡っていくダンゴムシに子どもたちは「すごーい!!」とびっくり!

『綱渡りショー』をさせたい!と今日は、『ダンゴムシ遊園地』を作っていました。

ダンゴムシが歩いたり、丸まったりする姿に「可愛い~!」と部屋の中を散歩させてみたり、箱の中に集めて宝物箱のように持ち歩いてみたりもしています。

最後には、気が付くと潰れていたり、干からびて死んでしまっていたりすることがほとんどですが、生き物ならではの経験を積んでいる最中です。

大人から見ると、「残酷だな…。」なんて気持ちが溢れたりするところですが、子どもたちなりにたくさん触れ合って、触れ合ったからこそすごく大事なものになっていくのだと感じています。

大事なものになったときには、生き物と心を通わせ、どうしたら生き物にとって幸せなのかも考えたり、大事に育てたりしていく姿にも繋がっていくはずです

園庭のダンゴムシがいなくなるほど、まだまだたくさん見つけて、たくさんのダンゴムシと共に生活していきます!!