4歳児 れんげ組

れんげ組 (4歳児) 今週の一場面

「あったかい温泉作ろ!!」

 日中は、ポカポカ暖かい日も多くなって、今までも楽しんできた砂場遊びを楽しんでいました。「温泉を作るよ!水じゃなくて、あったかいお湯でね!」いつの間にか集った友達と、穴を掘り、温泉を作っていました。さらに滑り台を滑り、作った温泉に入る楽しい遊びが広がっていました。そろそろ給食の時間と伝えると、「明日はもっと大きい温泉作ろうね。」と言いながら、片付け始めました。

 

片付けが終わり、保育室に戻って、給食の準備の時間。ある子の声掛けで、輪ができていました。「砂場チーム集合!明日は今日よりももっと大きな温泉を作ろうね!」「エイエイオー!!!」みんなで今日の遊びの続きを明日やる約束をするとともに、士気を高めていました。

給食後、こんな張り紙も書かれました。

『どろんこちいむ すなばぜんぶ でかいおんせん』

 

 そして次の日の朝、子どもたちを迎えたとき、私から「昨日の続きやる?」と聞かなくても、子どもたちは、朝からはりきって外へ出かけていきました。昨日よりも大きな温泉を作るぞ!!と言って遊んでいる友達の姿を見ていると、私もやりたい!と参加する子、ちょっと気になるから見にくる子、温泉のお湯を運びに来てくれる子、色々な形で、この遊びにクラスの全員が関わっていきました。

 

 このように、「面白い!」と思ったことを、友達にそれを伝え、みんなでその楽しさを共有する姿も素敵ですよね。今まで、色々な遊びを友達と一緒に楽しんできたからこそ、この日も集って遊んでいたのだと思います。遊びながら、「○○はどう?」と遊びがもっと面白くなるように提案したり、「ぼく▢▢するわ!」と自分で気づいて動いたりする姿もありました。友達と一緒に遊ぶからこそ生まれる姿ですよね。年少の時とはまた違う成長した姿でもあるなと思い、担任は嬉しい気持ちになりました。