3歳児 ちゅうりっぷ組

ちゅうりっぷ組(3歳児) 今週の1場面

5月25日

 

年中組が作った色水に興味をもち始めました。水色、黄色、ピンク・・とっても綺麗です。それを見ると、色水を作らずにはいられません。年中児が作っているのを見て、“花”が必要だと分かったみたいです。

「花を取ってこよう!」

「紫のジュースがいいから、紫色にしよう。」

「ポテトチップスの匂いがするよ!」

「これは、先生の匂い!」なんて話す子もいました。あら、嬉しい!

 

ボールの中に、水をいれて、花を入れて、、、。それだけでは、色は出ません。そこで、考えたある子は、手で花びらを、小さくちぎってみることにしました。

花びらが小さくなるまで、何度もちぎりました。すると、、、

「でーたー!!!」

花びらをちぎれば、色が出ることが分かったみたいです!この発想に驚かさますね。

 

そんな色水との出会いから、子どもたちは色水作りが楽しくなりました。

自分で作った色水を、片付けの時間になると流すのが嫌な子どもたちは、ペットボトルに移し替えたくなったみたいです。いざ、ペットボトルに入れようとすると、大切な色水がこぼれてしまいました。

そこで考えた子どもたちは、

「これ(お玉)を、ここ(注ぎ口)に、つけて入れればいいんだよ!」と、お玉を使って入れていました。

「これ(小さいスコップ)は、ダメだったけど、スプーンなら、綺麗になくならない!(こぼれない)。」と気づいた子もいました。

そーっとやってみたら、ボールでも注げることが分かり、注いでいる子もいました。ペットボトルに色水を入れたいという思いは一緒なのに、それぞれがみんな違う方法で考えてやってみる姿が、とても面白かったです。

 

「こうすると、できるよ。」と、できるようになったことを、友達に教える姿もありました。

 

「飲む?」なんて、持ってきてくれる姿が、可愛らしくてたまりません!

 

遊びの中で、分からないことやできなかったことでも、少し考えてみようとする姿が育ってきていていますね。自分で考えたり、自分でやってみようとする姿を大切にしていきたいと思います。