4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児) 今週の1場面

6月26日(月) 

~ミニトマト、たくさん採れるね。子ども会議、したよ。~

4月に花壇に苗を植えるときに、子どもたちは、ミニトマトかピーマンのどちらにするかを決めました。

「僕は、○○チーム。」とそれぞれ、自分が持って帰る野菜を意識しています。植え付けるときに、カブトムシの糞が入った土を混ぜ込んだことや、暑い日が続いていることから、毎日、トマトが収穫できます。ピーマンが2個しか収穫できていないのに比べてミニトマトは、40個も収穫できているのです。幼稚園の野菜をまだ、持って帰っていない子もいるので、どうするとよいのかなと思いました。

 そこで、子ども会議を開くことにしました。ミニトマトとピーマンの収穫量に差があり、まだ、何も持って帰っていない子がいることを話しました。

 すると、「混ぜ混ぜ(どちらのチームの子もミニトマトを持って帰ること)にしたら?」、「ピーマンができるまで、ずーっと待ってる!」、「(ミニトマトチームだけど)トマト食べれんから、ママにあげた。」、「肥料をあげればいいんじゃない。」、「水をいっぱい、あげたら。」、「あげすぎたら、枯れるよ。」、「ピーマンチームの子がミニトマトを持って帰るのは、いやだ。」など、いろいろな意見が出ました。色々なことを知っていることや、思ったことをみんなの前で言えることがすごいです。

 子ども会議でいろいろ考えたので、野菜の生長に関心が増したようです。次の日、肥料を用意すると、土の表面を軽く耕したり、肥料をあげたり、水をあげたり、熱心にお世話をしていました。

 毎日、7個ぐらい収穫できるので、チームに関わらず、欲しい子が収穫しています。最初は、収穫の仕方が分からなかった子も、トマトを持って、上にあげるとぽろっととれることがわかったようです。自分たちで育てた野菜を家に持って帰って食べることうれしいですね。お家の方も一緒に喜んでくださってありがとうございます。

来週は、順番に親子でミニトマトを収穫できるとよいなと思っています。

 こんなに色々な意見が出て、みんなで考えられるので、今後も、子ども会議を開いていこうと考えています。