5歳児 いちょう組

いちょう組(5歳児) 今週の一場面

親子ふれあいフェスティバル(忍者まつり)に参加していただき、ありがとうございました。

当日に向けてムササビの術(肋木ジャンプ)や早く走るの術(リレー)など、できるようになりたい思いや、勝ちたい思いで、秘密の特訓をしたりみんなで集まってどうしたら勝てるのかを考えてリレーをしたりしてきました。

当日の子ども達の姿はいかがでしたか?

ドキドキしながらも、友達や家族の前で頑張りたいと挑戦する姿や、勝ちたい思いで一生懸命最後まで走りきる姿、お父さん、お母さんと一緒が嬉しくて、ニコニコ楽しく体を動かす姿等を見ていただけたのではないでしょうか?

運動会2日前には、みんなで輪になって運動会のことをお互いに話しました。「肋木頑張る!」「リレーで勝ちたい!」「元気に踊る!」など、普段の遊びの中で自分なりに好きなことや挑戦したいことを話してくれました。リレーではなかなか思うような結果にならず、前日午前の最後のさくら対いちょうで4位になると、悔しくて泣き崩れる子もいました。その姿をみて、まだ他のクラスの子が戸外で遊ぶなか、数人が部屋に戻り、「作戦会議しよう!」勝ちたい気持ちから数人でどうしたら勝てるのかの秘密の作戦会議を始めました。その姿が嬉しくて、クラスのみんなに伝えると、もう一度みんなでリレーの練習をしよう!と午後から集まりました。

同じクラスの友だちの涙には強く感じるものがあり、友達の為に頑張りたい!と向き合う姿に大きな成長を感じました。

当日の結果も思い通りにいきませんでしたが、「友達の為に頑張った姿や、最後まで諦めずに走りきった姿、一生懸命に走った姿が一番大切でかっこいい姿だったよ。」と伝えると、「1位になりたかった」と沈んでいた子の表情も少し明るくなり、運動会を終えることができました。

運動会での遊びを通して、友達がいたから、友達の姿に憧れてやってみたい、できるようになりたいと思えたり、友達がいたから、負けたら嫌だなと思うことにも、みんなと一緒に勝ちたい思いで取り組めたりでき、とても大切で良い経験ができた運動会になりました。