4歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組 (4歳児) 今週の一場面

2月29日 (木) 加納駅までお散歩に行ってきたよ!

 真ん中組には、電車好きの子が多くいます。今までの遊びの姿を振り返ると、みんなで電車の段ボールの乗り物を作ったり、駅を作って車掌になりきったりして遊ぶ姿が見られました。段ボールの電車の色を塗る時には、相談の結果、好きな鉄道会社にしたいという思いで、赤色に決まっていったこともありましたね。一年を過ごした今でも、電車の遊びはいろいろな形で広がっています。

 1月の荒田川の散歩の際には、「加納駅ってすぐそこだよね?」「電車も見に行きたいね!」という子どもの声があり、今回は、加納駅までお散歩に行くことにしました。

 

 今回も、れんげ組とたんぽぽ組で、仲良く手を繋いで歩いて行きます。

 

歩いていると、「なんの木でしょう?」「なんのお花でしょう?」といった自然クイズも楽しみながら駅へ向かいます。少し早い春の季節を感じます。

 

駅に着くと、切符を買う機械、切符を入れて入場する機械等、色々な物発見します。

「今、みんなはこの加納駅っていう所にいるんだよ!隣の駅は、岐阜駅って言うけど、みんな行ったことある?」

 

「はーい!行ったことあるよ!」電車に乗ったことある子も沢山いました。

 

「見て!こっちは沢山の数字が書いてあるよ!電車が来る時間が書いてあるね!」電車の時刻表も見つけました。

 

「カンカンカンカン~♪」踏切の音がすると、子どもたちは、ワクワクしながら電車を待ちます。

「どっちから来るかな~?」

 

「うぁ~!! 大きいね!!」

線路のすぐ横に、子どもたちと電車を見ることができるスペースがあり、とても近くで電車を見ることができました。大迫力です!!

 

「電車の近くだと、ガタンゴトンの時になんか揺れている感じがする!」

「線路と線路に隙間があるよ!」

「電車が通る時、線路もグラグラ動いていたよ!」

「音鳴らしてくれてたね!」

「あっ!あれはパノラマスーパーだったね!」

実際に見ること、近くで見るからこそ気づくことが沢山あり、思わず話したくなる子どもたちです。大人も負けないくらい大興奮でした。

 

今回のお散歩は、これで終了ではありません。子どもたちが今日見たこと、感じたことは、次の日の遊びや今後の遊びに絶対につながっていくと思います。 際に見ること “本物を見ること” を経験しているからです。帰り道の途中で、「今日見た電車を作りたい!」と刺激を受けて話す子もいました。もしかしたら、すぐにということではなく、電車とは違う遊びをしていた時に、今日の見たこと感じたことがつながって、もっと遊びが面白くなることもあるかもしれません。遊びを面白くするスパイスになったり、遊びのヒントになることでしょう!

 子どもたちの興味のあること・好きなことを大切にしながら子どもたちと一緒になって遊んでいきたいと思います。

 

「やまもりの電車が見れて あ~楽しかった♪」