まずは、ピン!から
今日は、久しぶりにサツマイモの苗の状況報告からです。
サツマイモの苗。子どもたちの懸命の水やりにより、生命をつないだ苗たちは、写真のように「ピン!」と立っています。空に向かって、ピン!と伸びる姿は、頑張った自分を示したいのか、はたまた、水やりを頑張ってくれた子どもたちへの感謝の気持ちのあらわれなのか。たくさんの苗が成長を続けています。よかったよかった。
続いて、あーっ!です。
「あーっ!またしても犠牲者を出してしまった…」「先生、今日もたくさんの悲しい人(野菜)をつくってしまいました…(ちょっとうれしそうに)」
「あーっ!胡椒をかけすぎた!あーっ辛くなりすぎた!(これまた、ちょっとうれしそうに)」
「あーっ!卵が焦げた!」「あーっ!スクランブルエッグじゃなくて、炒り卵になってしまった!(あれだけ火が強かったらそれは焦げますよ)」
今日は、今年度2回目の6年生の調理実習でした。題材は、青菜の油炒めとオムレツ・スクランブルエッグ・炒り卵(の、いずれからしいです)でした。
2回目の調理実習になると、こわごわとした感じがなくなり、みんな大胆に攻めていました。包丁も怖くない、火も怖くない!犠牲者を出すことも怖くない!味付けも怖くない!炎を制御できるという自信(過信)からか、大いに攻める調理実習でした。
唯一、慎重になって取り組んでいたのが「卵を割るところ」でした。あまり家庭でもやらないのでしょうか?卵を割るときは、そーっと割る子どもが多かったように思います。成功する子もあれば、見事につぶす子もあり、見ていて楽しかったです(悪趣味ですが)。失敗は成功のもと、これから家でどんどん挑戦してみましょう。
※調理実習の後に、家で調理する人が多いようです。素晴らしいことです。繰り返しの中で身につくものもあります。どんどんやって下さい。夏休みも自分でつくってみましょう。
写真は、調理の過程から実食までの様子です。相変わらず、自分でつくったものは美味しいらしく、表現は悪いですが「がつがつ」と食べていました。調理実習はお腹がすくのかなぁ?
今日の給食では、揚げ豆腐(給食のものは、ほぼ厚揚げ)を取り上げます。理由は、私は昨日も食べたからです。私は、昨日は麻婆豆腐をつくりましたが、時々、お豆腐の代わりに厚揚げを入れてつくります。豆腐のように形が崩れることなく、挽肉との相性は抜群で、表面に麻婆が絡み(染みて)、とても美味しいと思うからです。どうです?今度、ご家庭でもやってみませんか?厚揚げは、煮ても何とでもよく合って美味しいし、焼いてショウガ醤油で食べても美味しいし…割と安くてお手軽な食材だと思います。子どもたちに畏敬の念をもってもらいたい食材がまた一つ出現しましたね。
今日のメニューは、ご飯、そうめん汁、揚げ出し豆腐の野菜あんかけ、ごんざ、牛乳でした。
※今日は、大皿は厚揚げのあんかけで、小皿にがんもの煮たものがでました。厚揚げとがんもは兄弟姉妹のような感じがするのですが、学校給食会の今日のメニュー決めに何か秘密や企みがあるのかもしれません。