5年生 学校行事

とったどー

今日は5年生の子どもたちが伊自良川に入って、環境調査を行いました。岐阜市の職員の方が一緒に調査をして下さり、水質調査や魚などの生態調査を行いました。伊自良川は美しく、水質もよく、貴重な魚などが生息していることを実際に目で見たり、体験したりして実感できました。ふるさとの美しい清流を誇りに思う気持ちが高まったのではないかと思います。

まずは学校から、えっちらえっちら歩いて岩利公民館前の調査現場に向かいました。「あっ彼岸花」など、調査地に向かう途中も調査です。途中で出会った地域の方に挨拶したり、おばあちゃんに手を振ったり、楽しく歩き、危ないところでは安全に気を付けてしっかりと一列になったりすることもできました。素晴らしいです。

今年は例年よりも堤防の雑草がひどく、堤防の壁面には雑草が生い茂り、かなり高くまで育っています。また道の所々に草が生えています。今年の夏の暑さと降水量の多さの影響かと思います。※堤防の通学路の除草は、岐阜市等にお願いしているのですが、なかなかこの辺りまで手が回ってこないようです。さらに要請したいと思います。

調査は、最初に岐阜市の方に挨拶をして、調査について説明を受けました。最初の会を自分たちでしっかりと進めることができる姿に成長を感じました。

次に2種類のパックテストを実施しました。一つはCOD検査です。水の腐りやすさを試薬を使って調査しました。素晴らしい結果が出て、とても美しい川であることを確認しました。

もう一つはPhの検査です。この検査の結果も「川の水の状態は普通(つまり美しい)」でした。さらに感覚による川の調査を実施しました。

伊自良川の水が入ったペットボトルを全力で振って、直後に発生した泡の量を目視で確認しました。1秒後の泡を確認しましたが、「ベリークリア」「10点(10点が最高点です)」でした。目で見て、感覚的にも伊自良川の美しさを実感しました。

いよいよ川に入ります。まずは発見したい(捕まえたい)魚や昆虫や貝の確認です。

入ります!ちょっと冷たい。けれど元気いっぱい、ザブンザブンと入ります。

最後に発見した魚などの確認の会を開催しました。今年は特に発見した魚が多いかったので、確認の会も大盛況です。

よしのぼりとったどー イェーい

ぬまえびとったどー  イェーい

すじえびとったどー  イェーい

あかざとったどー   イェーい

収穫の喜びに浸ります。

めずらしいドンコもいました。南メダカもいました‥しまどじょう、さなえとんぼのやごもいました。とても発見が難しい生き物だそうです。やりました。

たくさん発見した喜びに十分に浸りました。ふるさと川「伊自良川」は美しく、たくさんの魚や昆虫などが住んでいました。地域の川を誇りに思いつつ、自慢の川の環境保全に努めて、地域を守り続けていく。その担い手に子どもたちはなることができると思います。よい学習ができました。

5年生の子どもたちは、こうした学習の時、とても反応がよく、積極的に質問したり、自分たちの考えを発表したりすることができます。あまりにも反応がよいので、講師の先生がたじたじになるほどです。また観察の時も積極的に魚や虫に触ることができるので、魚や昆虫が疲れてグッタリとなるほどです。でも、この反応のよさや積極性が5年生の武器です。よい持ち味です。これがきっと今後の成長に生きてくると思います。

最後に子どもたちの感想を一つ。「楽しかったな」「やっほうー」よかったです。

※岩利地区の方々が、調査場所の草刈りを事前に行なってくださいました。おかげさまで滞りなく調査ができました。本当にありがとうございました。

今日の給食は、ごはん(麦入り)、☜タコライス、モズク入りかきたま汁、ニンジンしりしり、冷凍パイン、牛乳でした。

お昼の放送では、ニンジンしりしりが取り上げられていましたが、私は冷凍パインを取り上げます。昔の給食では生食のものがけっこう提供されていたので、バナナ半分とか、スイカとか、リンゴ8分の1とか、みかんなどを生で食べることができました。そんな中で、パイナップルは生で提供されることはなく、いつも冷凍パインでした。子ども心に「冷凍で出されるものは高級なもの」という変なイメージを持っていて、パイン=高級果物という、その頃の認識は今も消えません。しかし、冷凍パインは、けっこう酸っぱかったし、何よりも歯にしみたので「なぜこれが高級なのか」と不思議に思っていました。そのおかげなのか「高級なものは自分には合わない」という認識も持てたので、今も食費が安く済みます。怪我の功名?でしょうかね。(ことわざの使い方が間違っていますね)