学校行事

人とマシーンの協働

運動会の練習に向けて、運動場の草抜き(草刈)活動のスピードアップを図るため、新マシーンを導入(借用)しました。新マシーンはこちらです。耕運機のようにグイグイと進みつつ、下部に設置された2つの4羽ブレードが回転して草を刈ってくれます。(岐阜市教育委員会が管理するマシーンで現在は市内の中学校に保管されています。それを借りてきました。とても助かります。感謝)

思ったほど深く(地表近くまで)刈ってくれるわけではなかったですが、押して進めばある程度は刈ってくれるし、肩掛けの重い草刈り機を持たなくてもよいのは助かります。刃がかなり古くて鈍らになっているので、刈残しも多々ありますが、今秋と来週にできる範囲で刈り取りをして、残った雑草はみんなで抜こうと思います。

写真左 草刈りマシーンで刈り取った後

写真中央 草刈りマシーンで刈り取る前

写真右 草刈りマシーンで刈り取ったところとそうでないところの比較

便利な機械を使うことは、負担の軽減や時短などの面でとても大切なことです。けれども、機械のみでは目的を十分に達成できない場面も多々あります。やはり人の力を使うこと、機械だけに頼らずに機械の力と人力を上手にミックスして使うことも大切です。

この視点で子どもたちの学習について考えてみると、最近ICT教育がすごいスピードで進められ、タブレット端末を積極的に活用して学習することが増えてきました。タブレット端末等はとても便利ですし、様々な学習展開ができるようになってきています。しかし、これまでのように例えば「人が自分で書くこと」「人が自分で読むこと」「人が自分で計算すること」などのような活動にも意味があると思います。「この活動だけ!」と、どれか一つに偏らせることなく、様々な活動を協働して進めることができるよう考えていきたいと思います。

さて、今年の夏は本当に雨が多くて、どの小中学校でも雑草の大量の発生や、運動場等での苔むしたような状況が生まれているようです。異常気象とまでは言いませんが「いつもと違う」状況ですので、こちらもいつもと違う対応で乗り切りたいと思います。

昨日と今日の強烈な日差しにより、苔むし状態がかなり改善されてきました。ぬめぬめとしたところも干からびてきて、運動場からパリパリと剥がれるようになってきました。これまた、子どもたちと地ならしをして、さらなる乾燥状態を目指します。

今日の給食は、ごはん、和風ハンバーグ、岐福そうでん味噌汁、キャベツのごまあえ、牛乳でした。

ハンバーグは大好物ですが、和風ハンバーグとは、和風の西洋料理と考えればよいのかどうにもわからなかったので調べてみました。

そもそも、ハンバーグは18世紀のドイツ・ハンブルグ(hamburg)が発祥の起源のようです。なるほど、ハンバーグは都市名であるハンブルグを意味していることがわかりました。では、和風ハンバーグとは何か?これは辞書で調べると「(ハンバーグにかける)ソースに醤油だしやめんつゆを用いて、ハンバーグの上に大根おろしや大葉のみじん切りなどを乗せた料理」とのことです。そういわれれば、ハンバーグ(ステーキ)の部分での変化はほとんどないのだから、かけるソースの違いにより「和風」が付くのも頷けます。今日のハンバーグ(ステーキ)の上にかけられていたソースは、醤油ベースで少し甘め。ソースの具材は玉ねぎでした。今日の具材の玉ねぎは洋食でも和食でもよく使われる素材です。玉ねぎで洋風・和風が決まるとは思えないので、今日の決め手は、やはり味付け調味料のようですね。