雨がけっこう強く降り出しました。これ以上、強く降らないと良いのですが…
朝早くに到着したので東大寺は空いています。この調子ならば、大仏様と子どもたちの面会に十分に時間が取れそうです。いい感じです。
ガイドさんの案内でいよいよ大仏殿に向かいます。
まずは運慶快慶作の大像とご対面です。東大寺の仁王さんと向き合って、その大きさや迫力を実感しました。今で言うムキマッチョの力士像ですが、筋肉隆々の身体に昔の人は憧れていたのでしょうか。
ポカンと見つめる子どもたちの胸中はいかがなものでしょうかね。
さていよいよ大仏殿です。みんなでその大きさを感じつつ近づきます。
何せ建物が大きい。この中で座っておられる大仏様は一体どのくらいの大きさなのでしょうか。ご対面への期待に胸が膨らみます。
バスガイドさんからの「仏殿の中に入るときは目をつむって。私がセーノと言ったら目を開けて。ご対面でーすにしましょうね」というご指示を受けて、大仏殿に入りました。
「セーノ」
「デカっつ」
想像以上の大きさだったようです。
首が痛くなる角度で大仏様をながめつつ、しばし撮影タイムと面談を行いました。
子どもたちは大仏様と何を語り合ったのでしょうか。聖武天皇と同じように疫病(今ならば新型コロナウイルス)が収まることを願ったのでしょうか。それとも未来永劫の安寧や平和?はたまた自身の健康や長寿,繁栄?実りある面談になっていたらいいですが。
※写真は、大仏殿内の隅々まで学び尽くそうと頑張っている子どもたちの姿です。
仏像の首が…う、う、浮いている
本当に昔の都はこんな感じだったのかなぁ?当時に思いを馳せます。
鼻の穴は閉鎖中。入りたかったのにな。※去年はロープで閉鎖されていたのに強化されて完全閉鎖です。
大仏様さようなら。もっと大きくなってから改めてきますね。その時にはさらに深く語り合いましょう。
大仏に 別れを惜しむ 子どもたち ※季語がないですねぇ。駄作です。