今日は、5年生が遊書に取り組みました。5年生の子どもたちは、3年生から取り組んでいるので、3回目の遊書になります。要領もつかんでおり、自分から進んで筆を入れていく姿が目立ちました。相変わらず、積極的でとても頼もしいです。
5年生の今年の文字(遊書)は、「仲間の絆を大切に」です。
今年は、ちょっと縦書きでレイアウトしたり、「絆」の一文字に絞ってみんなの筆を書き込んだりするなど、工夫のあるものになっています。ちょっとおしゃれな斬新な感じのする遊書です。過去2年間の経験が生きているおかげか、一文字一文字の間隔をかなり詰めて書き込んでいくことができています。遊書の寄せ書き部分のポイントは、「いかに間隔を詰めるか(空間をあけないか)」です。そのことが分かっているので、細かな字で間隔を詰めて名前や地名、家族など、方県や自分に関わりのある文字を書き込んでいきます。
それほど指示をしなくても、「どうすると見栄えのよい、完成度の高い集合文字になるか」が理解できていることが活動の質を高めています。やはり「理解していること」「経験があること」「やりがいがあること」は、子どもたちの活動の質を高めますね。
出来上がった作品を見た感想も「去年よりもさらに文字と文字の間が詰まった絆になっている」「みんなで絆をびっしりと書き込み、白いところを埋めることができた」という満足感の漂うものでした。満足できる取組となってよかったよかった。一緒に活動することで、ともに一つの活動に打ち込むことで、「協力してよかった」「みんなで創ったからこそできた」という考えに拓かれているならばうれしいです。今日の活動で絆は深まったのかどうか?子どもたちの振り返りを改めて聞いてみます。
いよいよ来年は6年生。6年生になると卒業式を彩る遊書の作品を作成します。経験を活かして、より完成度の高い、より「自分たちなりに満足できる」作品(遊書)を創り上げてほしいですね。
※活動の締めくくりは片付けです。しっかりと、協力して出来ました。