今日は節分献立でした。鬼は外、福は内…と叫んで豆を撒いてもなかなか私には福は来ないですねぇ。福の神様は人を選んでいるのかしら?と愚痴の一つもこぼしたいところですが、気を取り直していきましょう。
昨日の中休みは全校で、なかよし班あそびを実施しました。遊びは、「しっぽとり」です。1~6年生の子どもたちが楽しそうにお互いの尻尾を取り合うところがいいところ。とても元気に仲良く、運動場を縦横無尽に走り回り、尻尾の取り合いに興じました。
私も参加しました。「ウエェヘヘヘ」と叫びながら、尻尾を取りに来ました。みんな、キャーキャー言いながら、さっと逃げます。相手は年老いた鬼ですので、子どもたちはすぐに逃げることができます。結局、一本も尻尾を取ることはできませんでした。
「節分の鬼がきた!」と言ってくれたお友だちがいました。不審者ではなく鬼で良かったです。
ご家庭でも節分の豆まきをされるかもしれません。昨日は豆まきはしませんでしたが、鬼から逃げる、鬼を除けるという点で、昔からの行事をやってみるのも一興でした。迷信なのでしょうが、昔からの行事や習わし、まつわることなども学ぶとよいかと思います。2月4日の三世代ふれいあい交流も色々な昔のことが学べると思いますので、学習の機会を最大限生かせるよう支援していきます。
今日のメニューは、ごはん、昆布汁、イワシのかば焼き、白菜の胡麻和え、炒り豆、牛乳でした。
節分に炒り豆は納得です。
しかし、イワシのかば焼きはなぜ?
どうやら昔からの習わしでは、悪いことを持ってくる鬼が来ないように、イワシの頭を柊に挿して飾っていたようです。なぜイワシと柊なのか?
いわし→その匂いで鬼を寄せ付けない鬼除けのアイテム
柊→枝の棘のチクチクで鬼を追い払うアイテム
この二つを合わせた柊鰯は、鬼を払う最高のアイテムだったようですね。庶民にとって入手しやすいものだったのも大切なことだったのかな。今日は柊は提供されませんでしたが、イワシがかば焼として提供されました。納得しました。
※でもどうやら一番大切だと思われるイワシの頭がなかったな。いいのかな。
※でもどうして炭治郎たちは、柊イワシを使わなかったのかな。使えばよかったのに。
ちょっと頭に浮かんだ疑問です。