4年生の子どもたちが、手洗い場付近でごしごしと何かを洗っています。
洗っているのは、この春から花育てに頑張ってきたプランターです。小さな芽や苗の時から、花たちを受け入れて(育んで)、色とりどりの美しい花を咲かせ続けてくれました。ベース(受け皿)となるプランターの役割は極めて重要で、土の性質や水はけ等を考えて、この春に4年生の子どもたちが準備してくれました。今日は、4年生の子どもたちが労を労いつつ、プランターや花台をごしごしと洗ってくれました。
たわしや雑巾でゴシゴシと磨きます。水ははねるし、靴にかかるしで大変でしたが、がんばりました。頑張りすぎて「靴下が濡れた」「靴が濡れた(まだ靴下はセーフ!)」という子どもたちの声も聴かれました。(濡れた帰ったらごめんなさい)
4年生の子どもたちの良いところは、こういう時に「みんなが一生懸命に頑張る」「楽しそうに協力して活動できる」「活動をやりきることができる(きれいにすることができる)」ことだと思います。今日も楽しそうに、ワーキャー言いながらも協力して、ごしごしと磨きました。たわしと雑巾でキレイに磨くことがきました。「やった」で終わらせずに、「ある程度の成果が出るところまでできる」ところがすてきです。常に、目標を高く設定できていることが、こういう場面でも表れてくるのだと思います。目標をもつ、目標を少し高めに設定する…生活の中で常に意識できていることで力が付いています。
「活動をやり流しにしないこと」ができているところに、4年生の成長を感じます。
今日の給食には、きびなごがでました。きびなごはけっこう小さくてかわいいお魚です。それが、から揚げででました。先日、アユが給食に出ましたが、「アユは一匹 きびなごは複数匹」です。小さいけれど、何匹もいるので食べ応えがあります。今日も、おいしくバクバクと食べました。小さな魚は、群れで動くことが多いと思います。今日の写真では、群れで泳ぐきびなごを再現してみました。群れで泳ぐといっても、みんなが同じ方向に向いて泳いでいるはずはなく、もちろん群れから離れてしまっている魚もあることでしょう。今日は、それを再現してみました。いろいろな個性を認め合って、集団として生活し、成長する学校や社会のようです。