朝の学習の時のことです!
5年生のお友だちが集まって、ペーパーを見ながら何やら話し合っています。正確には、「一人が話し役になり、もう一人が聞き役になり、説明を聞いている」という感じでしょうか。どれどれ?話し合っているところに参加しました。
「家電製品が減っていることについて、私は減ってきていると思って‥」まずは結論
「ほうほう。なるほど」
「家電製品を作る産業(工業)が盛んになってきたのは1960年代で…」経緯の説明
「そうだったのか。それで」
「この資料から1990年代からその生産量が減少してきて‥」資料を根拠に問題点を提起
「えっ なんで。何かあったの?」
研究の報告が続きます。データやグラフなどを根拠にしっかりと分かりやすく話してくれます。
他にも「地球温暖化現象の現状と今後」など、難しい内容の論文の交流がなされていました。
いったい何の勉強をしているのかな?と5年生のお友だちに聞いてみたところ、「今、社会科で根拠(資料やデータ)を基にして話すことに挑戦中」との回答がありました。それぞれの子どもが一生懸命に創り上げた自分の論文を、お互いに真剣に聞き合い、積極的に理解しようとする姿がたくさん見られました。
論文の文字がきれいでしっかりと書かれていたことも、とてもすばらしいと思いました。ついこの間まで(一緒に野外学習に行った頃まで?)は、まだまだ幼さを感じていましたが、すごい成長していて、できることがどんどん増えてきているのだなぁと思います。積極性は相変わらず高く、自分からという意欲も高く、加えて丁寧さや探究心が伸びてきている。そして、一人一人が成長しており、その成長した個々が切磋琢磨して、さらに伸びている。6年生に向けて、地力を高めつつあることがとてもうれしいです。
※その後の1時間目の英語の学習も一緒にしました。やはり積極的かつ意欲的かつ、探究心が高いです。今日は、目的地に行く、目的のものがある場所まで案内する学習でした。積極的に挙手をして、ペア活動に取り組む姿、物おじせずにみんなの前で英語で話そうとする勇気と意欲。すごいなぁ。いいじゃないかいいじゃないか。
「Go straight one block 」
「Turn Left and Turn right」
「Go straight two blocks」
「You can see it on left」
とても楽しそうに、進んで英語を使って学び合おうとしていました。どんな時も元気で積極的にみんなで学ぼうとする5年生のよさが、さらにパワーアップしています。
今日は、学校運営協議会の方が給食の試食会に参加してくださいました。今日のメニューを一緒に試食していただき、子どもたちが食べている給食を味わっていただきました。実食の前に、まずは昔懐かしい給食の話を。脱脂粉乳の話やご飯を釜で炊いていた話などが話題に上りました。続いて実食。今日は、ソフト麺→きのこあん、さつまいもチップス、青梗菜の炒め物、牛乳でしたが、まずは「ソフト麺→きのこあん」を味わいます。
ソフト麺→きのこあん 協議会の方の多くは「ソフト麺の二分の一切り あんへの投入派」でした。(ちなみに子どもたちはソフト麺の二分の一切り あんへの投入派が主流で、ソフト麺の四分の一切り あんへの投入派と、ソフト麺そのままあん投入派がそれぞれ半々ですね)
続いて、青梗菜の炒め物 今日は、厚揚げも入った中華風の味付けでした。もやしの食感を楽しみました。
そして、「方県小のみんなで収穫したサツマイモ」を使った「さつまいもチップス」です。
薄く薄くスライスされたサツマイモをカリカリに揚げた一品で、ほんのり塩味が付いていました。残念ながらサツマイモスライスが薄々でしたので、サツマイモの甘さはあまり感じることができませんでしたが、「堅堅」の食感と、塩味の中に感じるほんのりとした甘さを楽しみました。
子どもたちは家庭でも、先日収穫したサツマイモを様々な料理で楽しんでいるようで、「先生あのね。実はね。昨日ね。家でもさつまいもチップスを食べたの」という秘密の話も聞きましたし、「この前、お母さんがスイートポテトを作ってくれたんだよ。甘かった。スイートポテトってサツマイモに砂糖を使うからスイートで甘いんだね」という不思議な話も聞きました。自分たちで収穫したものはうまい!万歳。