6年生が、今、動画の制作に取り組んでいます。動画は学校内で起きた友だち間のトラブルです。今日作成した動画は「6年鬼滅事件」です。動画作成の監督は最初は先生がやっていましたが、どんどん撮影が熱を帯びてきて、最後には、子どもたちから声がかかるようになりました。
「よーい アクション!」※撮影監督さんの撮影が始まります(もちろん撮影監督は6年生の人です)
「破ったんだから弁償してよ!」※被害者役の児童のセリフが響きます。
「だからわざとじゃないって言ってるでしょ。そもそも禁止されているものをもってきたあなたが悪いのよ」※加害者役の児童の主張が展開されます。
「カット!」※撮影が止まります。演技が良い場合は、拍手が起きます。
「はいオッケー!」※すぐに子どもたちが集まって今の演技のVTRを確認します。
「なかなかいいじゃない?」「いい感じ」「けんかになっているよ」「奇跡のショットが撮影できたね」
もはや子どもたちは役者兼演出兼制作兼‥になっています。子どもたちの主体的な姿、意欲的に取り組む姿、そしていろいろなことができるようになり、自分たちのものにしていく吸収力‥すばらしいです。
この鬼滅事件は、6年生の児童が持ってきたアニメの本を友だちが誤って破ってしまい、弁償を求めるも、「弁償する・弁償しない」で紛争が起き、それをどのように解決するかを考える学習です。日常生活におけるトラブルを二者間で解決する場合、二者間で解決しない場合に第三者を仲介して解決していくということを考えていく中で、第三者が介入するメリット等を学んでいくことがねらいとなっています。実社会でいえば「調停」について考えることにつながると思います。
今回の学習で方県小の6年生の子どもたちと取り組んでいることは、大きく次の3点です。
○岐阜市内の他校(網代小、三輪北小、且格小)という岐阜市内でも小規模の学校の6年生と一緒に大規模な話し合いを行う。知らない友だちと堂々と積極的に話し合い、考えを広めたり、深めたりできる。
○自分たちで制作した「動画」を使って、他の学校に話し合うテーマとなるものを提供し、ホスト校として活躍する。自分たちのオリジナルを他校の友だちに提供し、話し合いをより活性化する。
○岐阜県弁護士会の方をお招きして、自分たちの学習の様子や自分たちの話し合った「より望ましい双方が納得する形での解決方法」についてみていただき、評価をいただき、これからの学習に活かす。
この4校による話し合い(協働で協学する)は、11月30日(水)に実施する予定です。小さいけれども仲良く頑張ってきた方県小の仲間たちが、広く外の友だちと交流して、その力を発揮する良い機会です。どんな場でも、どんな状況でも自分の持てる力が発揮できるようになってほしいと思います。
※大変申し訳ありません。「今日も給食の時に先生来てくれる?」と2年生からお誘いがあったので、給食をもって教室に行き、2年生と楽しく給食を食べました。一緒に食べる給食のおいしいことおいしいこと。写真を撮影する前にバクバクバクっと食べてしまいました。そのため今日の給食の写真はありません。
ということで、以下のメニューとコメントでご想像をお願いいたします。
一 ごはん いつも通りの白米でした。甘くておいしかったです。量が多くて、お腹がいっぱいになります。
一 ふきよせ(ふきよせご飯)栗が入った炊き込みご飯の素のようなもの 栗の甘みとごぼうの食感が楽しめました。
一 岐福みそ汁 毎回思うのですが、本当に具沢山です!特に大根が良く煮えていて染み染みでおいしかったです。
一 ししゃものもみじ揚げ ちょっと赤っぽい衣でした。辛くなかったからあの赤はにんじんかな?ただ、にんじんの味はしませんでした。いわゆる普通のししゃものフライとの違いがわかりませんでした。味音痴でしぃません。
一 牛乳 いつものパック牛乳でした。冷たくて歯にしみました。これからの季節は冷たいものは飲むのが‥年齢のせいですかね。