6年生 学校行事

105

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この数字は、地域にある高齢者総合福祉施設の利用者の方の中で最もご長寿の方のご年齢です。

その方は、大正6年(1917年)生まれの方で戦後(第一次世界大戦)生まれだそうです。私は(一応、社会科の教員なので)戦後が第二次世界大戦ではなく、第一次世界大戦であることやその後のロシア革命や米騒動などの激動の時代の経験者であることにその方の歴史を感じます。

今日は施設(彦坂にあるサンライフ彦坂)の方に来校いただき、6年生が高齢者福祉について学びました。課題は「施設の方や高齢者の方についての話を聞き、これからの生活でできそうなことを考えよう」です。

施設の概要を学び、車椅子などのサポート器具、高齢の方の体や心の変化などについて具体的に学び、理解を深めました。学んだ中には、認知症のこともあり、それらに応じたサポートについても話を聞くことができました。

学んだ後の子どもたちの感想の中に「ただ生活するのではなく、楽しく生活するために、どうサポートとするかを考える」というものがありました。施設利用者の方の体と心の状況は様々でしょうし、一人一人の求める楽しさも違うので、職員の方のサポートもそれこそ千差万別でしょう。本当に大変なお仕事だと改めて思いました。私の母も齢を重ねてまもなく米寿を迎えます。時々、話がかみ合わなくなる時がありますが元気に生活をしています。昔と比べて体を動かすことを億劫がったり、新しいことをすることを避けたりするような感じになってきたなと思うことがあります。いつまでも元気で、一緒にいろいろな話ができるような日を過ごしたいと思いますが、少しずつ難しくなっていくかもしれません。いつかくるそんな時に備えて、子どもたちの発言の中にあった「周りの人が何か困っていることはない?助けてほしいことはない?と可能な限り声を掛けていくようにする」を実践した生きたいと思います。(とはいうものの母から時々「なにもない」「困っていない」と返されるので、さみしさを感じるときもあるのです)

今日、6年生はまた改めて「その人に応じたサポートをすること」について高齢者の方へのサポートという視点から学びました。高齢者の方の体と心の状況も推し量ってサポートすることは難しいことだと思いますが、その視点をもっていることと、子どもたちが言うように「自分から声を掛けていくこと」が大切だと思います。学んだことをこれからにどのようにつなげていくか…がんばって考え続けてほしいところです。

今日の給食のメニューは、ごはん、ハヤシライス、豆のマリネ、コーンキャベツ、牛乳でした。

豆のマリネのような酸味の強いメニューは子どもたちに好まれないことがあり、残ってしまうことも多いようです。しかし、うちの子どもたちはバクバク食べてくれるのでうれしい限りです。

私は、今でこそ酢の酸味が大好きですが、子どもの頃は「酸っぱいもの」が得意ではなかったですね。それがいつの間にか「酢の物大好き」になっています。いつ頃に、どうしてそうなったのか?明確には思い出せませんが、たぶん「タコの酢の物」を食べたときのタコの甘みときゅうりの食感とわかめの海の匂いの混ざった美味さを感じたときに覚醒したような気がします。さてそれはいつだったか?けっこう大人になってからのような気がします。ひょっとしたら20歳過ぎだったかなー