職員室

青門と黄門を中学生が通ります(1/27~)

旧21号線と厚見通りがT字に交差する所を東に横断する部分と、旧21号線に架かる歩道橋を北に渡った境川沿いの道路で、登校中の中学生に危険を感じることがたびたびあります。それは、ちょうど通学時間帯に厚見通りの交通量が多いということと、自動車の通行の時間制限が設けられているにもかかわらず、歩道橋下から侵入して境川沿いを通行する自動車が後を絶たないからです。(時間制限が設けられているのは、歩道橋下からJRの高架橋をくぐって上新明神社西の交差点までと、JR高架線路沿いの一部分)

そこで、厚見学園では中学生の通学路を一部変更しました。一つは、旧21号線沿いに東へ向かう中学生は、踏切を渡ってから左に折れ、小学校の黄門を入って赤門に抜けるようにしたこと。もう一つは、歩道橋を北へ渡る中学生は、小学校の青門を入って赤門に抜けるようにしたことです。

1月27日(水)~29(金)の三日間を試行期間としました。緊急事態宣言で中学校部活の朝練が中止中ということもあり、小学生と中学生の登校時間が重なりました。門に入ってくる中学生には多少の戸惑いもありましたが、何となく懐かしさを覚え嬉しそうな表情も見受けられました。赤門から入ってくる小学生と黄青門から入ってくる中学生が敷地内ですれ違うときは小学生から挨拶をされ照れる中学生、お兄さんお姉さんらしく笑顔で挨拶を返す中学生それぞれでしたが、お互いに安心感をもって自然に挨拶が交わせるようになるといいと願っています。

小学生の登校が終わってからも門をくぐる中学生がいます。そんな中学生たちに次々と「おはようございます」と元気よくにこやかに挨拶する2年生の挨拶チームがいました。本当に素敵な姿、心温まる姿です。小中一貫校ならではの交流が生まれています。