4歳児 れんげ組

れんげ組 (4歳児) 今週の1場面

7月12日(火)

色水遊びをしました!

遊びのなかで絵の具に触れると、子どもたちは、「この色とこの色と混ざったら、何色になるんだろう?」という疑問をもったことがありました。そこで、今日は、赤と青と黄色の水を用意してみました。さ~て、どんな色になるのだろう?ワクワクした気持ちで、色水遊びが始まりました。

 

「すごい!混ぜたら、違う色になったよ!」

「ねえ!!赤と青を混ぜたら、紫色になったよ!魔法だね~」

「紫になったけど、こっちは薄くて、こっちは濃いね!」等と、色の変化について、気づいたことを思い思いに話す姿がありました。

 

実験のようにたくさん遊んでいると、「見て!先生!3つの色しかないのに、こんなにカラフルな宝石ができたの!」という子も。教師はびっくり!赤、黄色、黄緑、緑、青、水色、紫、、、そして、黒色まで、できあがっていたからです。

 

次の日、カラフルにできあがった色水をお気に入りのものだけをとっておきました。すると、給食の時に、「先生!虹が出ているよ!」と言われました。外を見ると、空には、虹は見えません。どこに虹があるかと思ったら、天井に、子どもたちが作った色水が日光に反射して、綺麗な色が映し出されていたのです。反射したものを、虹と呼べるのが、子どもの豊かな表現だなと感じました。

 

遊びの中で、「色が変わった!」という子どもが感じた姿は、まさに、子どもたちの心を動かす出来事でした。だからこそ、思わず、感じたことや考えたことを言葉で表現して、教師や友達にも伝えたい姿が生まれたのですね。色々な遊びがある中、今回のように、「不思議だな~?」「どうしてだろう?」と感じる経験が積み重なることで、気付いたり感じたりする感覚が磨かれて、豊かな感性が育まれていきますね。

 様々な遊びや素材の出会いを通して「そうなのか!」という発見や、「どうしてだろう?」という疑問から、「もっとこうしてみよう!」「こうしてみたらどうなるのかな?」と、繰り返したり試したりする姿を今後もっと大切にしていきたいなと思っています。