4歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組 (4歳児) 今週の一場面

 今週は、室内の遊びも紹介しますね。

 Aさんが手作りのマイクを作って遊んでいました。「〇〇ちゃん!今日は何の遊びが楽しかった?」と、友達に聞いて回っていました。教師が巧技台を用意すると、自分たちで椅子を並べ、インタビューごっこが始まりました。友達に質問される嬉しさ、自分の話を聞いて伝わったときの嬉しさを遊びのなかで感じているようです。

 

 恐竜や動物になりきって遊んでいます。囲いを檻と見立てて、それぞれのイメージのなかで遊んでいます。周りの友達は様子が気になり、恐竜や動物の近くに行ったり、エサをあげたりしてかかわって遊ぶ姿も見られます。

 

ライオンになりきっている子がいました。「ライオンは、お肉食べるで、お肉作らんと!」と言い、どんな素材で作るとよいのか、教師と一緒に考え作り、ライオンにエサをあげる子もいました。ライオンさんは、満足そうに食べてくれました。

 

子どもたちのイメージの世界は、とっても素敵です。違う遊びをしていても、「今は忍者でかくれんぼしているから。」と言われたり、大人では考えつかない設定があったり、とことんなりきる素敵な姿があります。今後も、子どもたちのイメージの世界がどんどん膨らんで、楽しいごっこ遊びになるように、教師も負けないくらいなりきったり、いろんな素材やアイディアを伝えたりしていきたいと思います。

 

また、今週は、野菜を植えました。今年は、ミニトマトとピーマンを育てます。「スコップとかじょうろいるよね?」「まず穴を掘らないとだよね?」「お布団かけたら、お水持ってくるわ!」等と、今までの栽培の経験がつながっており、自分たちで考えながら、プランターを用意していく姿がありました。これから育てていく中で、野菜の特徴に気付いて興味関心をもったり、自分たちで世話をする喜びをもったりして、収穫して食べる喜びや楽しさかが感じられると良いなと思っています。