3歳児 ちゅうりっぷ組

ちゅうりっぷ組(3歳児) 今週の1場面

2学期ありがとうございました!

 

もう2学期が終わりますね。2学期も、“初めて”をたくさん経験してきた子どもたち。

初めてのことにも、やってみようとする気持ちが育ってきました。

 

制服のボタン、着替え、朝の身支度、、、色々なことを自分で頑張る姿がたくさん見られました。もちろん、“やらないといけないけど、やりたくない”そんな気持ちの葛藤もありました。でも、日々繰り返しやってみることで、“やってみたら、できた!”という自信に変わってきたように思います。

片付けでは、「一人で、持ちたいの!」というこの一言から、自信が感じられました。

      

 

やりたくない時、できない時には、「やってあげようか?」「一緒にやる?」と助けてくれる友達の存在もいるところが、集団生活の良い所です。大好きな友達が一緒にいてくれるだけで、力が湧いてくるみたいです。

 

自分ができるようになった事だけでなく、友達ができるようになった事にも、気づいてあげられる子どもたちです。

「コロッケも、うどんも食べてすごーい!」「お母さんにお電話してあげる!」「もしもし、お母さんですか?今日ね、食べれるようになったんだよ。」友達のできるようになった事も喜びあえるそんな友達の存在って素敵ですね。友達が褒めてくれることも、“できた!”という気持ちが育つきっかけになりますね。

 

真ん中組のように、クリームを作りたい!と憧れの気持ちも育ってきたように感じます。

子どもたちから、真ん中組の場所に行きクリームやジュースを作っています。同じ場で作っているだけで、気持ちが高まるみたいで、「クリームに少し色がついてきた!」と、ほんの少し色が変わったことも喜ぶ子どもたちです。

 

遊びのなかでも、どんどん友達の存在が大きくなってきました。

「誕生日パーティーをしよう。」

「○○ちゃんと、○○ちゃんと、、、、○○くん、みんなの誕生日だね!」とその日休みだった子も含め、クラスみんなの名前を呼んでいました。“みんな、大好き”という思いが込められているようで、心温まる誕生日会でした。

 

 

子どもたちと最近、転がし装置を作りました。どんぐりを転がすよりも、こうして友達に声を届けることの方が楽しかったようです。段ボールで相手の顔が見えないからこそ、「誰ですか~?」「○○ちゃんでーす!」と、やり取りを楽しんでいました。

声がいつもと違い、低い声になるのも面白く、周りの友達も一緒に笑い合っていました。

“返事をしてくれる相手がいる”ということが、とても嬉しかったようで繰り返し楽しんでいました。

 

自分の思いを出せるようになってきたからこそ、友達とぶつかり合う姿も増えてきました。思いを聞いていると、“大好きだから、一緒にいたい”という思いが子どもたちなりの言葉で表現しているのが、私には伝わってきました。思いの橋渡しをすると、だんだん思いが伝わってきます。うまくいかないことも多いですが、その繰り返しの中で、思いが伝わった嬉しさを感じたり、友達の思いに気づいたりしていくのだと思います。

保護者の方も、嬉しかったことも、悲しかったことも、お子さんの話に耳を傾け、背中を押してくださったり、時には見守ってくださったりと、思いに寄り添っていただけたからこそ、毎日楽しく幼稚園に通えたのだと思います。

至らない点が多々あったと思いますが、ご協力ありがとうございました。3学期もよろしくお願いします。