4歳児 れんげ組

れんげ組(4歳児)今週の一場面

4月25日(木)

~アマガエルとアゲハチョウ、かわいい!~

私が朝、家の庭で幼稚園に花の苗を植えようと重なった植木鉢の1つを持ち上げると、中にかわいいカエルがいました。「今日、緑色のお友達をつれてきたよ。」とテラスで子どもたちに声を掛けると、みんな興味津々です。飼育ケースに入れると、「かわいい!」、「動いた!」、「緑色だね。」、「お腹は白い!」など、大喜びでした。

飼育ケースに鼻がつくぐらいの感じでのぞき込んでいました。「カエル、ゲコゲコ、言わないね。」と気付く子がいました。田んぼのカエルは、大合唱なのに、不思議です。「名前は、ケロちゃんにしよう。」「いいよ。」と決まったので、飼育ケースに名前を貼り付けました。帰りの会で歌も歌っているので、より身近なのでしょうね。本で調べて、『アマガエル』だということがわかりました。

そして午後、飼育ケースにいるチョウを見つけた子がいました。「先生、このチョウは、何?」と聞いてくれました。それは、昨年の秋にれんげ組の子が育てていた幼虫がサナギになって冬を越したのです。

他のクラスにも見せにいきました。「かわいいね。」、「きれいだね。」

と喜んでもらいました。そして、園長先生とは、チョウの細かいところまで関心をもって見ていました。「背中に毛が出てる。」「ここ(羽根の裏の模様)がきれい。」とじっくり見ました。チョウを間近かにゆったりと見る経験ができました。5ヶ月間ぐらいサナギで冬を越す『春型』です。やっと生まれてきた命、神秘的ですね。図鑑で調べて、『アゲハチョウ』だということがわかりました。

『春型』のアゲハチョウは、とても珍しいので、お家の方と一緒に逃がすことにしました。元気に羽ばたいていくチョウをみんなで見送れましたね。これからも身近な生き物との関わりを大切にしていきたいと思います。