午後の活動が始まりました。最初は、火起こしです。これは極めて重要な活動で、自力で火を起こさないと、カレー作りの時に使う火種権(火種チケット)を得ることができません。力を合わせてがんばるものの、かなり苦戦しました。
まず、火起こしマシーンをリズム良く、上下に動かすことがなかなかできません。すぐに台の穴から外れたり、動きが止まったりしてしまいます。また、煙が立ち上がるものの、火種になりません。腕は痛くなるし、息は上がるし…。
やっと火種をつくったと思ったら、そこから火🔥と呼べるところまで成長させるのにも一苦労です。息を吹きかけるわけにはいかないので、みんなで手で仰ぎます。パタパタと仰ぐものの風が弱く、火が上がりません。かなり悪戦苦闘しました。
時間はかかりましたが、なんとか3つのグループすべて火起こしに成功しました。成功した時の、子どもたちのうれしそうなこと。おーっという歓声と拍手。やはり、自分たちの力でできたという喜びは別格のようです。今は、キャンプの時でも火起こしをすることはないでしょう。よい経験になりました。
この後は、いよいよ野外炊事です。作るのはカレーです。まずは釜を作ります。木材を井桁に組んで火を起こします。火を付ける強い味方が、チャッカ○ンです。これは簡単につけられるぞと思っていましたが、いやはやなんとも点火しません。この後の写真が少ないのは、火起こし係の子どもたちと火起こしに悪戦苦闘していたからです。お察しください。
じゃがいもを剥く子、ご飯を研ぐ子、それぞれの係を頑張って、みんなでカレーを作りました。完成品は、こちらです。
「おこげは美味しい」
「じゃがいもやにんじんの茹で具合がバッチリ」
「みんなで食べるカレーは美味しいねぇ」
みんなで頑張ったからですよ。楽しい野外炊事にできたのは、みんなの力だし、先生たちのサポートのおかげです。力を合わせてがんばれてよかったよかった。