4年生 5年生 学校行事

7/11 鵜匠さんは、少し?とても?難しい!とハンバーグ!

今日は、5年生と4年生が、鵜匠さん体験入門をしました。

※この様子は、本日の18:30からのNHKニュース「まるっとぎふ」で放送される予定です。(12:15分のニュース放映の前に保護者の方への連絡が間に合わず申し訳ありませんでした。)中日新聞は、明日以降の新聞記事で掲載して下さるそうです。

今日は、杉山秀二鵜匠さんと御年26歳の鵜1羽と鵜匠さんサポートの方の合計2人と1羽がゲストとして来校されました。まずは、鵜匠さんから鵜飼いの歴史や鵜飼いというもの、鵜匠さんの巧みの技などをたっぷりと学びました。「鵜と信頼関係を結ぶことの難しさ」や「鵜を自在に操るための技」「鵜匠という仕事に就いた経緯」など、様々な点から学びました。鵜飼いの歴史や伝統の技は、岐阜市の誇る伝統の一つですが、実際に鵜匠さんの装束や鵜使いの技、鵜が魚を飲み込む、吐き出すなどの鵜の様子を目の前で学びました。私も、こんなに間近で見るのは初めてですが、子どもたちもびっくりしたことと思います。聞いて学ぶ、見て学ぶ…学び方にも様々な方法があるかと思いますが、こうした体験をこれからも子どもたちに用意してあげられるよう頑張っていきたいと思います。

また、鵜匠さんから直接学ぶだけでなく、方県小の工作チーム(校務員さんを中心とする工作が得意なチーム)が建造したリアル鵜舟(実際の6分の1モデル)に乗り、鵜飼い使いを体験してみました。鵜舟は、下にソフトボールが入っていて、少し安定が悪く、まるで水の上に浮かべたかのようになるよう制作しました。(もちろん周りにはマットを敷いて安全対策もバッチリ施しました。)乗る時は川の流れる音まで流してみましたし、篝火も電気がつくよう凝りました。

子どもたちは、水の上の(にあるかのような)不安定な船首付近で、12羽の鵜を「紐が絡まらないように(縄抜きの技)を使って」鵜を操ってみました。周囲から「3番の鵜が魚を飲んだようだよ」と声がかかると、3番の鵜につながる縄を引きます。そして船縁に近づけて、鵜から魚をはかせる所作をしました。不安定な船の上での鵜使いが難しい上に、鵜につながる紐を選んで的確に引くのが難しく、体験した子どもたちは鵜匠さんの技の奥深さを体験を通して実感することができました。(会終了後に、5年生と4年生の全員に鵜匠さん体験を船に乗ってやってもらいました。なかなかなできない経験だったと思います)

昔、方県の伊自良川(岩利地区の模様です)は、鵜の冬場のトレーニング場所になっていたようです。冬でも水温が高く、魚の動きが活発な方県において、鵜匠さんたちが冬になると鵜のトレーニングをして、鵜は魚を捕まえることや鵜匠さんとの以心伝心の呼吸について習得していったようです。今日は、岐阜市のすばらしい伝統文化であり、方県の地域とも縁のある鵜飼いについて、ふるさと教育やキャリア教育など様々な視点からしっかりと学ぶことができました。やはり、リアルな体験から学ぶことは多く、大きく、深いものになると感じました。

※今日の学習の実現までに、杉山鵜匠さんに本当にお世話になりました。何度かの打ち合わせにもご協力を賜り、感謝しています。鵜飼いを開催中の忙しい中、方県小のために来て下さり、子どもたちが良い勉強をすることができました。また、校務員の先生やスクールサポートスタッフの先生、事務の先生や教務主任の先生などが一緒に力を合わせて、鵜飼いの船や鵜の制作、今日の準備に取り組んで下さいました。もちろん、5年生や4年生の担任の先生も一緒に考えて、アイデア等を出して下さいました。先生方の協力で、新しい活動などを生み出すことができています。先生方にも感謝です。

※今日のスペシャルゲストは、うーたんでした。うーたんは岐阜市の特別な市民です。こんなチャンスに参加していただけないとさみしいので、無理を言って来ていただきました。こういう時に、岐阜市は快く依頼を受けて、うーたんを参加させていただけるので本当に助かります。(ちなみにうーたんの中に入っていたのは誰でしょうかね)

今日のお昼休みに子どもたちがうーたんを触りにきました。岐阜市の特別市民はさすが人気がありますねぇ

今日の給食は、食パン2枚←煮込みハンバーグ(パンに挟む)、ボイルキャベツ(パンに挟む)、アイスクリーム、牛乳でした。今日は学校給食のメニュー表の通り、煮込みハンバーグとボイルキャベツを挟んで食べました。煮込みハンバーグは汁気が多いので、挟むと汁垂れがしますし、ボイルキャベツは千切りに近かったので、挟んでもポロポロこぼれるし、ハンバーグと違って食パンに挟むと食べにくかったです。ハンバーグサンドイッチとはいかなかったですね。