写真は、図書館の上の屋根です。図書館で雨漏りがするため、ずいぶん前から防水工事の依頼をしていたのですが、今日、防水処理をしていただくことができました。業者さんが二人来校されて丁寧に防水処理(コンクリート部分の防水塗装塗り)をしてくださいました。何せ相手は雨(水)なので塗りムラや塗り漏れは禁物とのこと。丁寧にゆっくりと塗ってくださっていました。
授業中でしたので、子どもたちがその光景を目にすることはほとんどなかったと思います。しかし、高所での作業は大変危険を伴う作業で安全に気を付けながら作業する姿から学ぶことがたくさんあったと思うので、短い休み時間の間に見ていたらいいなと思います。
私が作業の様子を見ながら思ったことは、ちょっと複雑です。
学校で修繕箇所が発見された場合、緊急を要すると教育委員会が判断した場合を除き、業者さんの選定や作業日程の調整等があり、迅速に工事・修繕をしていただくことはなかなか難しいものです。また工事の日程を調整しても天候に左右されるような工事もあり、サッと修繕ができないこともあります。学校という仕組みにおいては、小回りがきかないケースもあるものです。大至急対応が可能でも、その後に瑕疵が残っては意味がありません。この塩梅が難しいところです。
どんな社会や会社でも同じでしょうが、物事には準備や段取りが必要です。満を辞してというほどではないですが、今日はやっと修繕に漕ぎつけたという気がしました。「あぁやっと雨漏りが止まるな」としみじみと思っていました。工事の様子は誰も見ていないだろうし、背景にあるいろいろなものもなかなか見えないものです。しかし、子どもたちには少しずつでしょうが目に見えないものや背景を考える力が付いてきていることと思います。それは今後の思慮深さにつながっていく大切なものだと思います。
今日の給食のメニューは、ごはん、とり肉のかぼすダレ、切り干し大根とツナの煮つけ、岐福味噌汁、牛乳でした。
かぼすダレとはまた珍しいものが出るもので、ちょっと酸味のあるタレでした。
お酢と違い、少し酸味が弱い(柔らかい)感じがしましたが、なにせ私の舌ですのでその違いがしっかりと分かるわけではありません。子どもたちはどうかな?と聞いてみましたが、「ちょっと酸っぱい。いつもと変わらない」という程度の感想でした。お友だちがたくさんいてよかったです。