コンコン ノックの音が
2年生のお友だちがやってきました。しかもかわいく仮装して。今日はハロウィーンにちなんで、仮装した姿で(かわいい帽子をかぶって)、職員室などを訪問してくれました。
みんなかわいい(かっこいい)帽子をかぶって、ちょっと仮装して登場です。そして合言葉を唱えます。
「トリック オア トリート(いたずらかお菓子か)」
私は、いたずらでも構わないのですが、子どもたちはお土産(お菓子)を期待しています。そりゃぁ、この後のハロウィーンパーティを楽しまなくてはなりませんからね。そこで、魔法の杖をプレゼントしました。大喜びでした。色を塗った飾りや魔法の杖、子どもたちの仮装に対する「かわいい」「よくできていますね」というお褒めの言葉など、たくさんのお土産をゲットして、子どもたちは意気揚々と教室に戻っていきました。
私の子どもの頃は、ハロウィーンパーティはなかったですし、クリスマスのお祝いもあまり盛大ではなかったですね。(どれだけ昔の話なのやら…)お盆に親戚で集まる催しとか年始の集まりとかが、子どもたちにとっては一番の楽しみでしたねぇ。今は、グローバル化が進んだ影響なのか、いろいろな文化が入ってきています。その結果、日本で伝統的に伝わってきたものが蔑ろにされるようなこともあるかもしれません。でも伝統的なものもよいもので味があります。日本古来の風習や年中行事も楽しみつつ、新しいものも楽しむ…そういう姿勢もよいのではないかと私は思います。
これからは世界からもっともっといろいろな風習などが日本に入ってくることでしょう。ひょっとするとちょっとびっくりするような風習に出会うことがあるかもしれません。「そういうものもあるのかぁ」で終わらせず、「それはどのようなものなのだろうか」と自分で調べてみる。その起源や意味を知り、自分なりに理解し、時には受け入れたり、時には受け入れなかったり…受け入れられるものもあれば受け入れられないものもあるかと思いますが、まずは調べて知ってみる、理解しようと努めてみるという姿勢が、今後ますます重要になることでしょう。
お菓子を求めて歩くことは、中世のヨーロッパにおいて、事情があって食べ物を欲していた人(主に農民の方だったようです)たちが、食料を求めて歩く姿があったようで、それを真似たという説があります。また仮装するのは、できるだけ怖い仮装をすることで、悪霊から自分の身を守ったという話もあります。また「トリック オア トリート」という言葉は、そもそも「ここで我々をもてなさなければ、これから1年間困ったことになるぞ!」という半ば脅しのような言葉だったという話もあります。今日、私は2年生のお友だちに対して、丁重におもてなしをしたので、これから1年間は安心して暮らせそうです。2年生のみなさん!おもてなしに恩を感じて怖い思いや困ったことにならないように私を守ってくださいね~
今日の給食のメニューは、ごはん、山の幸の味噌汁、サバの煮つけ、キャベツのごま和え、牛乳でした。今日の味噌汁は、キノコがいっぱい入っていて、キノコ好きにはたまらないお汁でしたが、最近は、魚を取り上げることが多いので、今日も「サバの煮つけ」を取り上げます。
今日は「サバの味噌煮」ではなく、「サバの煮つけ」です。ちょっと味噌の味がしたと思うのですが、味噌煮ではなく、煮つけです。今日のサバは、なぜ味噌煮ではなかったのか?きっと味噌の風味がしたのは私の鋭敏でhない舌(味覚)のせいで、味噌風味の錯覚をしたのかもしれません。いずれにしても「サバの味が味わえるとてもおいしい煮つけ」でしたので、私は大満足です。