常磐小の家庭学習は、「習慣化」と「計画力」がキーワードです。
低学年では、まず、「習慣化」を。
学校から家に帰って、一定の時間、机に向かう習慣を身に付けることを願っています。
そのため、計算ドリルや漢字ドリル、音読を学級担任から毎日示します。
また、できるようになるまでねばり強く取り組む習慣を身に付けることを願っています。
漢字ドリルや計算ドリルは、2回、3回と機械的にくりかえすことを求めていません。
1回目は指定しますが、その後は、まちがえたり、わからなかったりする問題に取り組みます。
漢字であれば、書けない字を書けるようになるまで。
書ける漢字をくりかえし書くことは求めていません。
高学年では、「習慣化」から「計画力」を。
月や単元を単位として自分で学習計画を立てながら進めます。
(いつまでに)(ここまでを)が示されているので自分のペースで取り組みます。
また、その日の学習をヒントに、さらに知りたいことや深めたいことを「みがき学習」として取り組みます。
ある教室では、その日にやろうとしている「みがき学習」の内容を大型モニターで映し出し、おたがいのアイデアを共有していました。
これも、「自分で決める」を大切にします。
以上は、基本的な方針ですが、あくまでもその子に応じて。
お子さんの様子を見ながら、ゆるやかに進めていきたいと考えています。