学校行事

形が先か心が先か?今年度の放課後学びの部屋が終わりました!

今日は放課後学びの部屋の最終日です。令和4年度は7月にスタートして、1・2年生の子どもたちが数人参加していましたが、今日は最終日ということで「がんばりましたねカード~おうえんしています~」をゲットしました。

放課後学びの部屋は、放課後の図書館を利用して子どもたちが自分で選んだ学習や時間があれば読書などに取り組む場の提供をしています。学びの部屋のサポーターとして、今年はスクールサポートスタッフの方が指導・支援をしてくださっていました。7月当初は、なかなか自主学習に取り組むことが難しかった子どもたちですが、今では上手に時間を活用して図書館を利用した学習などを行うことができるようになりました。

自主学習と言っても、最初からできるわけではなく、やり方や方法を示しつつ、選択させつつ、考えさせつつできるようになっていくものです。形と心の問題に似ているかもしれません。

例えば掃除、例えばスポーツ…のように基本となる形(スキルや考え方、戦術等の基礎基本)があり、そこに心が入っていく・育っていく(そして自ら考えることができるようになる)ものだと私は思います。

形が先か心が先かという話になることがありますが、形と心(が育まれること)は同時進行だと私は思います。

基本となる形を教えずに「自分でやりなさい」と言っても無理な場合が多いものです。「自由に」や「自主性」ということも大切でしょうが、それは「放置」や「やらせ放し」ではないと思います。教えるべき最低限のこと(押さえるべき最低限のこと)を教え、示し、そのうえでやらせてみたり、選択させてみたりしつつ、やがて自分の思いや考えでできるようになっていくのだと思います。先生は、「自由に」という言葉で、教えることをためらったり、教えなかったりすることを控えつつ、「今、何を、どこまで」教えるかをその瞬間に紡ぎだし、指導や支援に当たっていくことが望まれます。それが一番難しいところではありますが、それがとても上手な先生は、子どもたちの自主性をどんどん良い方向に導いていけると私は思います。先生と同じように保護者の方も日々、この難しいことに取り組んでいることと思います。子どもたち一人ひとりの違いが大きいところでもあり、とても難しいことでもあります。だからこそ、学校と保護者の方が手を携えて取り組んでいきたいところですね。

放課後学びの部屋は、校区がとても広い本校では重要なものです。学校運営協議会でも「ぜひ存続を!」ということで、来年度も開設希望を申請しているものです。岐阜市教育委員会の支援を得つつ、来年度も1・2年生の子どもたちのために開設していきたいと思います。ご支援をよろしくお願いします。

今日の給食のメニューは、ごはん、岐福みそ汁、ワカサギのたつた揚げ、ジャガイモのベーコン煮、牛乳でした。今日の給食のポイントは、ジャガイモのベーコン煮でしょうか。

「ジャガイモとベーコンの炒めもの」ではなく、「ジャガイモとベーコンの煮物」

この違いを探るべく、使命感を持って臨みました。確かに「煮物」で、結論から言えば「肉じゃが」と言えるでしょう。ただし「和風か洋風かの違い」があって、味付けがコンソメでした。具は、じゃがいも、ベーコン、にんじん、たまねぎ、インゲンでした。これをベーコン➡豚肉や牛肉、コンソメ➡醤油にチェンジすれば、私たちの大好きな肉じゃがになるので、洋風肉じゃがというネーミングでもよかったかなー。どうでしょう?このネーミングが採用されませんかねぇ。