5年生の道徳「伝統と文化の尊重」に関わる学習です。
校長先生と一緒に「あたりまえ」について考えました。
まず、パキスタンで生活したことのある校長先生からお話を聞きました。
すると、暑さ・服装などのお話を聞いて、「あたりまえ」にしていることのイメージが変わりました。
40℃を超える生活の中でも、長そで長ズボンの服装であることには驚きました。
そして、日差しをよけ、通気性の高い服装を「あたりまえ」にしていることに納得しました。
また、後半はカードゲーム「戦争」を体験しました。
声を出さないことがルールです。
1回戦は平和に進んだのに、勝者を入れ替えた2回戦は不穏な雰囲気になりました。
納得がいかないと、声を出さずに相手に伝えようとする姿。
中には、机をたたいて、怒る人も。
(話したかった)(ルールを何度も確かめたくなった)
どんな気持ちになったのかを伝え合った後で、校長先生から種明かしです。
6つのグループぞれぞれにルールが違っていました。
自分の「あたりまえ」と相手の「あたりまえ」が異なる時、穏やかでは、いられなくなる。
「話すこと」や「ルールを確かめること」が「あたりまえ」の違いを埋める上で大切なこと。
ゲームを通して学ぶことができたようです。
「あたりまえ」を「文化」という言葉に置き換えるのはこの先です。