5歳児たいよう組

今週の1場面 たいよう組(5歳児)

4月19日(水)

18日(火)に幼稚園の目の前にある地域の方のれんげ畑に行かせていただきました。

満開のれんげの花に囲まれて気分もルンルン♪

思わず集って歌いたくなる心地よさでした。

そこでは春の草花に触れたり、たくさんの虫を見つけたりしました。

そこでやっとの思いで見つけたカエル。

 

大事に持って帰り、次の日一緒に登園してきました。

「きっと広いところで泳ぎたいよね。」「スイミングよ~。」なんて言いながら、おもちゃを洗う広い桶でカエルを泳がせていたその時、カエルがぴょ~んと隣の排水溝に飛び出しました。

「どうしよう。」「大変!」大慌てです。あたふたしているうちにさらに奥に入っていってしまいました。

「かえるちゃーん!出てきてー!」呼んで来なければ、「静かにしよ。声にびっくりしているかも。」黙ってみても出てきません。

「泥カエルだから泥入れる?」「水も好きか。」「登れるように木の枝を立てよう。」子どもたちなりにいろいろ考えます。

そして金網が開くことに気が付き、開けてみました。懐中電灯で照らしても中は見えません。

この排水溝がつながっていることが分かり、片方を網で塞いでもう片方にエサのミミズを置いておき、しばらく見守りましたが、やっぱり出てきません。

カエルの飼い主であるAさんは、最初はひどく落ち込みましたが、一緒にいろいろな方法を考え、一緒に試してくれる友達がいることで、悲しい気持ちも薄れてきました。今回はカエルに再開はできませんでしたが、困った時に、対話をすることで新たな考えや良い考えが生まれることや、一緒に友達がいてくれることの心強さを感じ、きっとこの経験がまた次へとつながっていくことと思います。

雨が降ったら水かさが増え、カエルちゃんが上がってくることを待つことにしました。また会えるといいな。