学校行事

塩梅の難しさ

昨日は新型コロナウイルス感染症の影響により、慌ただしい一日となりました。感染は収まる気配が見られず、学校でも行事や取組に影響が出ています。いつ、どこで、だれが、どのような経路で感染するかがわからず、気を付けていても感染する場合が多々あります。年末年始の帰省等でさらに感染が拡大する可能性があります。そんな中だからこそ、改めて一人一人が感染症対策を徹底していくよう努めていきたいと思います。

子どもたちの毎日の授業やクラブ、委員会活動にも様々な影響があります。異学年の交流が難しくなったり、担当する先生が十分に対応できなかったりするケースも見られます。一日も早く、通常の生活が過ごせるようになり、子どもたちが日常活動の中で力を発揮し、力を伸ばせるような日が取り戻せるとうれしいのですが…。

昨日の給食は、ごはん、岐福味噌汁、和風おろしハンバーグ、ジャガイモのきんぴら、牛乳でした。ハンバーグは、子どもたちには人気のメニューですが、今日の「和風」ダレには、それぞれ一家言あるようです。

「大好き。ちょっと甘くて好き」

「大根おろしをかけて食べるのが好き」

という肯定派が多数のようです。

「タレの中の生姜がちょっと…」

「甘辛いような味が苦手…」

という多少苦手意識を持っている派もあるようです。

私は好きですが、苦手意識を持つ子どもの気持ちも分かります。特に、生姜の薄切りスライスを食べることが苦手な子もあるようです。

好き嫌いはあって当然と思いますし、今は、生姜の味を好きではなくとも、だんだんと生姜の良さがわかってくることと思います。ちょっとした味の変化を生み出す生姜、体にもよい生姜、その独特の風味に気が付く時が来ることでしょう。今はダメでも、いつかは変わってくる。子どもたちには、そうした気長な、巨視的な視点での支援も必要かと思います。(と言って、今身に付けておきたいこと、気付かせたいことまで、先延ばしにするというわけではありませんが。この塩梅も子育ての中で悩むところです。塩梅も難しいですね)