学校行事

元気をもらっているよ!

「毎朝、大人は子どもたちの笑顔から元気をもらっているよ。ありがとう。」

見守り隊感謝の会で、地域の方から頂いた言葉です。なんというすてきな言葉でしょうか。ありがたいことです。

地域の方が、毎朝登校する子どもたちを見守り、言葉をかけてくれる。人と人とのあたたかいつながりがうまれていることでしょうし、地域の方とのつながりも深まることでしょうし、防犯上の抑止的な効果も期待できるでしょうし、何よりも学校で関わる大人以外の方とのふれあいができ、コミュニケーションの第一歩となる「あいさつ」ができるという、うれしいことずくめの見守りです。本当にありがとうございます。

今朝の朝会では、地域の見守り隊の方が6人参加してくださり、「あいさつを交わすときのうれしさ」「あいさつの時の子どもたちの笑顔から元気をもらっていること」「大人にとって子どもたちはとても大切な存在であること」などについて話してくださいました。

子どもたちは、普段、自分たちが何気なく行っている挨拶が、相手にとっても自分にとっても意味ある物ものだということを改めて認識できたのではないかと思います。また見守り隊の方の「見守ることは、地域の子どもたちにも、自分たちにも価値ある行為であること」という話から学ぶことは多かったと思います。毎朝の見守り、あいさつの背景にあるものを一人一人の子どもたちはどう感じてくれたでしょうか。そして相手にも自分にも意味ある、価値あるあいさつを改めて見つめ直してくれたでしょうか?他の学校でも同じ状況でしょうが、あまりあいさつができない(苦手意識をもっている)子もある方県小の子どもたちです。あいさつは難しいという意識をもつ子どももいます。しかし、あいさつの意味を改めて見つめ直した時、あいさつや人とのふれあいの形が変化し、相手にとっても自分にとっても意味あるもの、値打ちあるものになっていくことと思います。今日も地域の方から学ばせていただきました。本当にありがたいことです。

今日の給食のメニューは、ごはん、いかの照り煮、卯の花入り、利休汁、ゼリーでした。

卯の花入りとはまた乙なメニューが提供されるものだと、とても楽しみにしていましたが、久しぶりに食べておいしかったですね。昔は、近所の八百屋さんでは、おからを売っており、それを母が調理してくれたものですが、最近は家庭で調理することは少なくなったのではないでしょうか。味付けやパサパサ感を出さないようにするためには気を遣って調理しなければなりませんが、今日は私好みの味付けで、なめらかな食感もよかったです。ごちそうさまでした。

私が子どもの頃には、八百屋さんが近所にいくつかあったものですが、子どもたちに「八百屋さん」といってもピンとこないようです。私の近所の八百屋さんでは、お豆腐が水がたっぷり入ったシンクみたいなところに沈んでいてゆらゆら揺れていました。金属の桶をもってお使いに行き、「お豆腐を一丁お願いします」と言うと、八百屋のおじさんが大きな豆腐の塊から切り出してくれました。魔法を見るような気持ちになりました。また、卵を買いにお使いに行った時は、「卵を3つください」とお願いすると、八百屋のおばさんがもみ殻の一杯入った入れ物の中から、卵を掘り出して、紙袋に入れてくれました。宝物探しをしているような気持ちになりました。他にも大きな魚を鮮やかな手つきで捌いて刺身にする姿を見ることができましたし、コロッケを揚げてくれたりと、本当に八百屋さんでした。まるでテーマパークに来たような気持ちになることができたので、お使いは大好きでした。お母さんから預かった小銭を握りしめて近所のお店にお買い物に行く…こんなワクワクする経験はなかなかありませんからね。八百屋のおじさん、八百屋のおばさん、八百屋のお兄ちゃん、お姉ちゃん、とても身近な人たちでした。昭和の時代ですね。古い昔話でした。

今日は「ゼリーを落としました」という報告はありませんでした。よかったよかった。二日連続でゼリーが提供されて、私も子どもたちも大満足です。毎日、ひな祭りだといいなぁ。